2020年09月11日
得点がなかなかとれない原因は大きく言って2つあると思う。
ここ3試合無得点。ミシャ曰く「試合内容はいい」と言ってるがやはり得点できない事実は歴然としている。 なぜこんなことになったかの原因を考えてみる。 主に2つの原因があると思う。 昨年は武蔵のカウンターで結構点をとっていた。今年の序盤も武蔵がいた時には必殺のチャナからのスルーパスから何度か点をとっていた。 そのカウンターが武蔵の移籍でうまくできていないこと。また、ショートカウンターもうまくいってない。 もう一つがセットプレーから点がとれないこと。昨年はセットプレーから19点もとっていた(34試合、PK3点含める)。今年はここまで15試合でわずか2点。 この2つが大きな要因だと思う。 ミシャはそのためゼロトップの戦術をとって横浜FM戦では良い成果を得たが、その後は暑さやメンバー固定で選手が疲弊し、また、引いてくる相手もあってうまくいかず、これに拘らずロペスやジェイのワントップを行っているがやはり結果が出ていない。 これはシャドーをチャナと駒井の同時起用に拘って、前線に人数が少なくなってしまっていたり、ハイプレスを行っているにも関わらず、高い位置でボールを奪っても攻撃のスピードに乏しくて、相手に守備の時間を与えてしまったり。また決定力がないという根本的な問題もあるだろう。また、メンバー固定による選手の疲労の蓄積もあるのではないか。 手をこまねいていても問題は解決しない。(もちろん、手をこまねいているとは思っていないが) 何かを変えないといけないと思う。 こういうことを書くとミシャのサッカーはそういうカウンターやセットプレーで得点するようなサッカーではないとか曲解する人もでてくると思うが、決してミシャもただ、漠然とパスをまわして崩すサッカーを目標とはしていないと思う。 当然得点をとるには数的有利になった方がいいし、セットプレーから点をとるのも現代サッカーでは必要なこと。ミシャも進化している。広島や浦和ではあまりセットプレーを重要視していなかったらしいが、コンサにきて考え方も変わったのだろう。セットプレーの練習もちゃんとするようになった。 川崎Fのように遅攻でも相手を崩せるサッカーならいいが、そんな技術がまだないチームにはやはりカウンターやセットプレーが重要な得点源だ。 カウンターは確かに武蔵の個にかかる部分もあったが、ハイプレスをしているのだからショートカウンターはできると思う。そのためにスピードとパスの精度を上げていかなければいけない。ゆえにそれができる確率が高い選手や選手の組み合わせを考えて前線に置いたほうが良いと思う。 またセットプレーは主に福森のキックの精度が下がったのが大きいと思うが、福森ではなく時々別の選手(ルーカスとか菅とか)が蹴ってみたり。サインプレーを使ってみたり工夫すべきことはたくさんあると思う。 このままいくと今後もなかなか得点できないし、もちろん勝つことも難しい。 ミシャも当然考えていると思うが、ミシャほどの監督なら打開策を講じてほしい。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:46 | 戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)