2020年08月21日
今後の夏場のゼロトップはどうする?
ミシャはこのところゼロトップを多く用いている。ゼロトップと行ってもコンサの場合には荒野をトップかトップ下に置いて、チャナと駒井をトップかシャドーに置いた3トップのような感じだ。 この前線の3人がポジションをチェンジしながら相手のDFラインに圧力をかけていく。 前線からプレスを厳しくしてできるだけ高い位置でボールを奪ってショートカウンター で得点をとることを目的にしていると思われる。 横浜FM戦には見事に当たったが、その後神戸には要所でロングボールを使われて失点を重ねた。 そして水曜日の大分戦では連戦の疲労からか、最後の場面でうまく連携が取れずミスをしたりうまくいかなかったり。シュートの精度も欠いた。 ゼロトップは相手のラインが高い場合には裏を取ることに特化すれば有効的と言えるが、基本的に裏を取るだけが目的ではなく、組織的に前線で動き回って相手のミスを誘うと言うことを最大の目的としているように思われる。 今年ミシャが目標としたハイプレスの戦術の一環と考えてもいいのだろう。 思うにこのシステムは前線の運動量に負うところが多く、動きが悪くなる夏場には不利なのではないか。 大分戦ではやはり夏の屋外の厚別と連戦の疲れで最後の精度が伴わなかった。 これからまだ1ヶ月ほど本州は暑さが続くと思われる。本州のアウェイの暑さの中で果たしてゼロトップを続けるかどうか。 来週は早速、前回成功した横浜FM戦だ。また、ゼロトップでいくような気がするが相手も当然対策を練ってくるだろう。そして暑さの中、どのような戦術で行くか。 前半ゼロトップで後半、ジェイやロペスを投入するような戦術で行くだろうか。 横浜FMも2度もその作戦にはやられないと構えてくはず。 また本州の高温多湿の気候がそれに加わる。 前回と同じ戦術一辺倒では横浜FMには勝てない。ここは相手の対策を上回る戦術を考えなければいけないだろう。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |19:19 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(0)