2020年02月24日
バイタルをしっかり守ってほしい。
柏には4失点したが、そのうち明らかなミスが2つ、カウンターからやられたのが2つ。 その2つのうち気になったのが先制点を与えた場面だ。 バイタルがすかすかになって江坂のドリブルを許し横に行かれてシュートコースを空けてしまった。 進藤が後ろにいて危険を察知して寄せるも寄せきれず失点。 このようにバイタルが空いて失点というシーンは今節のJ1リーグの他の試合でも見かけられた。 ボランチの戻りが遅かったり、CBの寄せが遅かったり。 本当にもったいない。このシーンはまずは進藤にもっと素早く寄せてほしかった。 CBが後ろに下がって待ち構えるのは仕方ないが、もっと寄せないと相手に自由にさせる。 ボランチも攻撃に上がってしまい戻るのも間に合わなかったと思うが、それなら、CBが思い切って相手に厳しく寄せてシュートを打たせないようにしてほしかった。 もっとも相手との距離を詰めると簡単にかわされその方が失点の確率が高くなるという見方もあるだろう。もっとな意見だと思う。 確かにやみくもに寄せるのは危険だ。しかし、また、例えて、申し訳ないが進藤は昨年の守備の課題として「寄せきれなかった」と言っていた。今年は危険だが勇気をもって「寄せたい」と言っていた。それならしっかりと寄せてほしい。 あのシーンは進藤も寄せようとして相手についていったが、寄せきれずということだったかもしれない。しかし、一瞬の躊躇があったのは否定できないだろう。やはり相手が来たら素早い判断で行くかどうかを決めなければいけない。 進藤ばかりを責めて申し訳ないがボランチの戻りも遅かった。 荒野が戻ってきたが、もっと早く戻ってくることはできなかったか。 CBばかり責めるわけではなく最も良いのはボランチが戻ること。ただ、この攻撃サッカーでは相手にカウンターを発動されたらなかなか戻ってくることは難しい。ミシャのCBとの1対1になることが多い。 CBは失点すれば責任を問われ、守って当たり前という損なポジションだ。それゆえに一瞬の判断が試合を決めることにもつながる。 ボランチの戻りも含めて、もう少しバイタルの守り方をしっかりと研究し修正してほしい。 同じことが二度と起こらないように。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |21:43 | 戦術 | コメント(4) | トラックバック(0)