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2020年02月17日

個人技では上回ったが組織はまだまだだった。

 3-0で勝ったが結果ほど内容がなかった。ミシャも「(相手とは)結果ほどの差はない。内容は不満だ」と言っていたが、全体的に鳥栖に押されていたし、ボールもあまり持てなかった。
 個人技で上回っていたとしか言うことはない。

 注目していた「ハイプレス」だが、前半はこれが「ハイプレス」?と疑問に思うほど追ってもいなかったし、詰めてもいなかった。後半、徐々に前からいっていたが、それは理想とからはかなり違った。

 判断が遅く、中途半端で、詰めが甘く、後半、人数をかけてプレスに行ったシーンでは進藤の詰めが甘く交わされる場面があった。

 おそらくはミシャから前半はあまり前から行くなという指示が出ていたと思うが、プレスに行くときにはもっと判断を早くして、詰めを厳しく行ってほしい。そうしないと簡単に交わされ失点の危機になる。

 ミシャが「ビルドアップがスムーズにできず、前に質の良いボールを出せなかった」と言っているが、相手のプレスに負けてパスミスも多く、ビルドアップはまく行っていなかった。

 このように改善すべきポイントはいくつもある。再びキャンプ生活が続き心身ともに疲労していると思うが、今一度しっかり反省して練習をやってほしい。

 一方良いところは、今年もセットプレーで点がとれたことだ。福森が1G1A。左内転筋を痛めていたようだが、正確なキックを蹴っていた。

 また、武蔵にゴールが出たのも今年もやれるという自信がついたはず。

 個人的には高嶺の動きがよかった。試合では性格が変わるという通り、相手のFW金崎にも負けずにやりあった。

 厳しくボールに行って、相手を自由にさせなかった。またキックの精度も高い。

 そして金子は出場時間が短かったが、その中でも自分の特徴であるドリブルやキープ力をいかんなく発揮していた。

 また荒野の動きも相変わらずよく、うまくフォローしていた。

  公式戦の初戦、勝ったのは非常によかった。勝ったことで自信はつかめるし、次の柏戦にも弾みになる。ただ、この試合の反省点をしっかり修正してほしい。


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posted by 孔明 |18:33 | 今節の反省 | コメント(4) | トラックバック(0)