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2020年01月28日

菅のバックパス

 月刊コンサドーレにコンサOBのの川合さんと宏太と道新の宗像さんの対談があって、菅のことを宏太が言及しているところがあった。

 菅はよく福森にバックパスをしているが、宏太はやはりそこを指摘しており、日本代表に行ったときもあまりバックパスを注意されていたらしい。



 サポーターの間でも菅はすぐバックパスをするということは言われ続けている。

 本人も変わらなければという意識はあるのだろうが、やはり福森がすぐ後ろに迫り、待っていること、また、福森のキックが正確で頼ってしまうことからバックパスを選択するのだろうと思う。

 試合の流れのなかではバックパス自体は悪くない。ゲームを落ち着かせたり、相手のプレスを外したりすることは当然だと思う。ただ、菅の場合にはなんでもかんでもバックパスが優先に見えてしまうからどうしても不利だ。

 自分で前に行けるとき、自分で仕掛けないとゲーム全体の打開ができないときには自分で仕掛けてほしい。ただ、本人も言っているが、まだその技術レベルには達していないというのはその通りだと思う。

 ただ、U-23日本代表でも試合に出られなかったのはそういう面があったからではないかと思う。菅のプレーを見ていると安全策ばかり取っているように見えてしまう。

 もっとも菅はチームにいる時には福森が上がったスペースをしっかり埋めたり、上がっていく福森のカバーをしっかりやっていて、菅がいないと福森は攻撃参加できないほど菅がうまくカバーしているのは事実だ。


  菅がいないと福森は安心して上がっていけない。菅のカバーがあっての福森の攻撃力が生きるとも言っていいだろう。


 ただ、菅がこのままでは五輪代表には選ばれないし、日本代表への復帰もできないだろう。応対している相手も菅が前に来ないとわかっていれば、安心して守っていられる。

 試合の中ではもちろんバックパスは必要だが、試合の流れで勝負するところははっきりと勝負に行ってほしい。


 このキャンプがいい機会だ。たくさん仕掛けるプレーを選択して、切れ味優れる、仕掛けるプレーをたくさん見たい。



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posted by 孔明 |19:52 | 選手のこと | コメント(3) | トラックバック(0)