2019年12月30日
私的コンサドーレ史13(幼稚園児の中に大人がいると言わしめたエメルソンの凄さ。)
岡田監督の2年目。1年目でJ2の怖さを思い知らされたチームは攻撃的な選手として快速FWエメルソンを獲得、ほかにも播戸、アウミールなどを獲得、万全の体制で臨んだ2000年 開幕戦は鳥栖スタジアムで迎えた。 私と妻も初のアウェイ開幕戦を現地で見るために鳥栖へと向かった。 実は鳥栖スタジアムは2度目の参戦。前の年の1999年。訪れて雨の中、関のゴールで勝った相性の良いスタジアムだった。 鳥栖スタジアムはアクセスが非常にいいスタジアム。駅から徒歩でそんなにかからない。スタジアムのコンサ側ゴール裏にはたくさんのサポーターが集まっていた。 はたして噂のエメルソンはどんな選手かという興味と今年のチーム力はどのくらいかという思いで応援していた。 開始早々コンサのスピード感の溢れる攻撃。開始13分にサイド攻撃からのシュートのこぼれ球を播戸が押し込んで先制、前半終了間際にはエメルソンがゴールで前半を2-0で折り返した。やはりエメルソンは速かった。 とんでもない素早い動きからパス、シュートを繰り出して、「これは只者ではない。」と唸らせた。 後半もエメルソンの2ゴールで4-0と圧勝。エメルソンはハットトリックを記録した。 妻ともとんでもない選手が来たなと話していた。 鳥栖スタジアムから駅に行く道、意気揚々と帰る途中 鳥栖サポーターの話が聞こえてきた。「まるで幼稚園児の中に大人が混じっているようだった。」まさにエメルソンについて話していたのだ。 それだけ鳥栖サポーターにとっても驚愕の試合だった。 この試合はその年の躍進を思わせる試合だった。 そしてその年、2000年7月29日厚別でライバル浦和との対戦で両サイドバックの得点を見ることになる。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |18:45 | コンサドーレ の思い出 | コメント(2) | トラックバック(0)