2019年06月29日
仙台戦展望(メリハリのある攻守を仕掛け勝ち点3をとってこよう。)
明日のアウェイ仙台戦 前節の鳥栖戦は厚別で行われ、雨の中正確にパスワークで崩していき、コーナーから直樹とジェイの得点で前半2-0でリード。後半はシステムとメンバーを変えた相手に押し込まれ失点するが、カウンターから武蔵のゴールで得点。そのまま3-1で勝利した。 対する仙台はこのオフに主力選手が何人も抜けて、戦力が低下。序盤に4連敗するなどなかなか勢いに乗れずに下位を低迷していたが、システムを3バックから4バックにしたり、石原直樹の怪我からの復帰などで巻き返し、現在3連勝。またホームでは5連勝と勢いに乗っている。成績は6勝1分け9敗の11位にまで上がってきた。 前節はホームでFC東京と対戦、後半関口のゴールで先制すると、最後はカウンターからハモン・ロペスのゴールで2-0で勝った。 なにより調子を上げての対戦だ。 仙台の得意なホームなので苦戦が予想されるが、こちらも怪我人が復帰してきて勢いを増している。アウェイだがより上位にいくには勝たなければいけない試合だ。 仙台のシステムは4-4-2 前からプレスを厳しく行ってボールを奪いカウンターが基本戦術。遅攻はパスをタッチ数を少なくしてつなぎ、崩してくる。ロングボールをけってFWが収めてシュートまでもってくる形ももっている。 仙台予想スタメン、サブメンバー 38長沢 11石原直樹 7関口 15吉尾 8松下 5椎橋 2永戸 13平岡 23シマオ・マテ 4蜂須賀 1シュミット・ダニエル 控え GK22川浪、DF27大岩、MF6兵藤、14石原崇兆、10梁、18道渕、FW9ハモン・ロペス FWの長沢は高さがあり、ボールをキープできる。ダイレクトのプレーもうまい。また献身的な守備で前からプレスをかけてくる。サイドからのクロスに反応させないように しっかり守りたい。 もう一人のFWの石原直樹はスペースに抜ける動きが得意。キープ力があって、ロングボールを簡単に収めてくる。上背はない(173cm)がヘッドも強い。前線でのポジショニングが良くボールに絡む能力が凄くある選手。しっかりマークしていないと痛い目にあうので気をつけたい。 左サイドハーフの関口はハードワークができる選手。守備能力も高い。しっかりした技術ももっており、シュートも正確だ。またドリブルが得意。前節先制点をとっている。思い切ったプレーをしてくるので、注意したい。 右サイドハーフの吉尾は今年は大事なところでゴールを決めてきている。運動量があって意外な動きをしてくる。左利きでカットインして斜めからゴールへ入ってくるので注意したい。 ボランチの松下は技術が高く、パスの精度も高い。後ろにいて縦パスを入れてくるので注意したい。また前線に上がってきてシュートも打ってくる。 攻め上がりには十分に注意しよう。 もう一人のボランチの椎橋は守備力があって、インターセプトが得意。パスの精度も高く、縦パスをどんどん入れてくる。特に石原への縦パスを入れさせないように、ケアをしっかりしたい。 左ウイングバックの永戸は上下動ができ、また、クロスの種類を多く持っていて、なおかつ精度が高い。中に切れ込んでくることもできる。簡単にクロスを上げさせないようにしたい。 右ウイングバックの蜂須賀は運動量があってクロスの精度が高い。また、ドリブルを仕掛けてきてそのままシュートを打ってくることも多い。その動きに注意したい選手だ。 CBの平岡はずっとレギュラーを張っている。しっかりとした守備はコンサにいたころよりも安定している。空中戦に強く、ロングボールは簡単に処理する。 攻撃力もあって、流れのなかから前に出てくることもある。 とにかく彼との競り合いに負けないことだ。 CBのシマオ・マテはCBにしては高さがさほどない(180cm)が空中戦に強く、1対1の勝負に強い。攻撃陣からするとかなりやっかいな選手。点をとるなら彼をやっつけないと点はとれない。 GKのシュミット・ダニエルは日本代表のGK。どうやらこの夏ベルギーに移籍しそうだ。恵まれた体格でかなり広い守備範囲をもっていて、セーブ力がかなりある。また近年必要とされる。足元の技術も持っている。 彼の守備範囲にはシュートしないようにしたい。 控えのGKの川浪はチームの盛り上げ役。上背があって守備範囲が広く手が出てくる。よほどのことがない限り出場はしないだろう。 控えのCBの大岩は昨年はずっとレギュラーだった。空中戦が強く、対人プレーに秀でている。出場するかどうかはわからないが、チームを鼓舞する存在であることは間違いない。 控えのボランチの兵藤はシーズン当初はレギュラーで活躍していたが、チームの成績の悪さからサブに回されている。しかし、試合を読むプレー健在で、運動量もあって、パスも相変わらず正確。出てくれば古巣との対戦だ。 控えのサイドハーフの石原崇兆はスピードがあり、サイドから中に入ってきてシュートまで持ってくる勢いのある選手だ。後半出てくると思うので、自由に動き回らせないようにしたい。 控えのボランチの梁は運動量があって、パスの精度が高い選手。最近はなかなか試合に出場はしていないが、リズムを変えることができる選手だけに気を付けなければいけない。 控えのサイドハーフの道渕はドリブルが得意で、クロスの精度も高い。決定力ももっているので後半出てきたら嫌な存在。 控えのFWのハモンロペスは対人が強くて、シュートがうまい選手。ここぞという時に出場してくるので、気をつけたい。そして空中戦に強いのでしっかりマークしたい。 仙台はホームでことのほか強い。自信を持っている。しかし、こちらもしばらく負けていなし、自信を持って戦っていこう。 仙台はかなり前からプレスを仕掛けてくる。当然こちらのビルドアップのボールを狙ってくるだろう。そこをいなして攻撃を仕掛けていきたい。 決して低い位置でボールをとられないようにしたい。 危ない場面はロングボールで逃げよう。 ボールは持てるはず。しかし、ボールを持たされる展開にはしたくない。 仙台はサイド攻撃が活発。いかにサイドからの攻撃を抑えるか。 サイドで数的不利にならないようにシャドーが左右に下がって守備をしなければいけないだろう。 仙台はトップに長沢がいるのでサイドからクロスを入れてくる攻撃を多くとって くると思う。これに対してはサイドをケアして対面できる場合には、サイドハーフやサイドバックに対すしポジショングをしっかりしてクロスを上げさせないようにしたい。 またセットプレーも用心したい。高さのあるセットプレーが強い選手が多くいる。 特にコーナーは注意したい。 こちらは、相手がブロックを作る前にできるだけ速く攻撃をしていきたい。 相手はサイドハーフを最終ラインにおいた6バックでこちらの5トップをケアするものと思われる。そうなるとなかなか崩せない。素早い攻撃が必要になる。 相手は4バックなのでサイドチェンジが有効だろう。大きな展開でサイドの幅を広く使って攻撃を仕掛けていきたい。 また、サイドからの攻撃を活発化させたい。特に右サイドから押し上げて攻撃していきたい。 CBやボランチからシャドーやFWへの縦パスをできるだけ入れて行って、少ないタッチ数で崩していきたい。 中央はかなり固めてくると思うので、中、サイド、中、サイドと横に振って薄い部分を攻略していきたい。 ロングボールでシャドーやFWを走らせるのもいいと思う。相手のDFの裏は狙い所。ここを徹底的に狙っていこう。 セットプレーもチャンス。 できるだけ相手のペナ付近で仕掛けてFKをもらおう。 またコーナーは仙台はゾーンで守る。 相手の守っているスペースにめがけてボールを蹴り込み、複数人が入っていきたい。 この試合は重要な試合だ。勝てば2位か3位に上がる可能性もある。J1ではアウェイは仙台に勝ったことがない。 仙台はしぶといチームでアウェイは独特の雰囲気があるが、負けないで勝ち点3をとってほしい。 チャンスは十分にあるはず。 守りでは、しっかり5バックになってスペースを消してスペースを作らないで守れば簡単にはやられないだろう。 問題はカウンターをいかに防ぐか。できるだけ前でその芽を潰したい。 最後はミンテだけが対応するといったような状態を作らないようにしたい。 攻撃では沈滞した状態を長くつくらないことだ。 緩急をつけたメリハリのある攻撃をしていきたい。 最後は気持ちの勝負になる。気持ちを強く持って戦って勝利を得よう。 コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:16 | 次節の展望 | コメント(3) | トラックバック(0)