スポンサーリンク

2019年03月04日

荒野と深井のボランチコンビはさらに良くなってきた。

 浦和戦はもちろん攻撃陣の活躍なしには語れないが、中盤でのセカンドボールをしっかり拾ったり、サイドに散らして攻撃のスイッチを入れたり、厳しくあたりに行ってボールフォルダーを自由にさせなかった荒野と深井のボランチが本当によくやっていたと思う。

 荒野は前節に引き続き「良い荒野」だったし、深井は力強いボール奪取力が復活していた。

 荒野はどうしても相手に食いつく癖があるが、そんなにしつこくはしていなかったし、しっかりパスも出せていた。守備もなおざりにはしていなかった。なによりずっと懸念していた深井とのコンビがかなり良くなった。

 深井は相手のパスの芽をしっかり潰していて、カウンターに移らせていなかった。
 2人ともセカンドボールをしっかり拾えていた。

 駒井が長期離脱で懸念されれいたボランチだが、2人で立派に努めていたのは、今後に明るい材料となった。

 昨年からこのコンビはだいぶ洗練されてきた。最初はぎこちなさが目立ち、穴がかなりあったが、今ではほとんどなくなっている。

 パスワークも格段にうまくなっている。浦和ほどのプレスでは簡単にはがせるようになってきた。

 ただ、心配な点もある。川崎Fや湘南、松本のように非常に強いプレスの相手にはなかなかボールが回せないのではないかということだ。

 もっともっと正確にパススピードを上げないと行けないだろう。

 荒野はずっと「良い荒野」であってほしいし、深井は怪我前のいい時の深井に完全に戻ってほしい。

 やはり試合を重ねることでさらに熟成させてほしい。



      勝手に叱咤コンサ外伝
                                
        孔明ツイッター  

posted by 孔明 |20:47 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(0)