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2019年02月19日

J1チーム勝手に戦力検討1

 各チームは2月22日、23日、24日の開幕に向けて練習試合も終わり調整中。開幕に向けて最後の練習をしている。ここで勝手にJ1各チームのチーム力を検討していきたい。



 第1回目は鹿島、川崎、名古屋、浦和、G大阪、FC東京の6チーム

 鹿島は昨年ACLに優勝して自信を深めている、攻撃陣は昨年とほぼ変わりがない布陣で怪我のレアンドロも万全の状態で出場してくることがプラス。鈴木が出遅れているのが若干気になるところだが総合力では当然優勝を争うだろう。また、新10番になった安部の進境が著しい。大伍が抜けたが、内田がいるのでさほど著しい戦力低下はないだろう。
  ただ、気になるのはCB。昌子が抜けた穴をどう埋めるか。犬飼を充てるようだが町田が出てくるようだとかなり勢いに乗りそうだ。

 

  川崎Fは3連覇を狙ってくる。今J1で最も成熟したチームと言えるだろう。昨年までなかったFWダミアンという高さを手に入れて、クロスからの得点も増えそう。中盤もボランチの守田の成長で死角は見当たらない。気になるのはエウシーニョが抜けた右サイドバック。新外国人のマギーニョが務めることになりそうだが、エウシーニョに比べれば能力が劣るか。
 ただ、そうはいっても優勝争いをするチームには間違いないと思う。
 しかし、懸念されるところもある。一見ダミアンの加入で攻撃がさらに多彩になりそうだが、小林が右サイドに移り、クロスマシーンになり、ダミアン頼みになってしまえば、攻撃が単調になり、対戦相手も守備をしやすくなる本来持っている川崎のパスで崩すという戦術を第1に考えないと、思ったよりも得点ができなくなるだろう。


 浦和は昨年天皇杯に優勝。今年はACLに出場する。J1制覇はもちろんだが2017年にACLに優勝しただけに、ACLで優勝も目指す。それだけ分厚い選手層であることは間違いないだろう。
 前線は特に層が厚い。豪州代表のナバウトやマルティノス、ファブリシオが先発で出られないという状態は他のチームから見れば本当にうらやましい限り。
 今年もJ1レギュラークラスを補強して、死角はないように見える。また、橋岡や柴戸などの若手も育ってきている。
  気になるのはアンカーの青木が怪我で出遅れていること。代わりに入る新外国人のエヴァルトンが機能するのが遅れればスタートダッシュに失敗するということも考えられる。 しかし、いずれにしても上位争いはすると思う。

 G大阪は昨季の終盤に9連勝を達成したことからもまともな指揮官と怪我人が多く出なければ十分上位争いをすることができるチームだと思う。
 選手の個々の質は高く、メンバーを見ても日本代表クラスの選手が多い。
 特に今野の存在は昨年を見ても大きく、彼がいるといないとではかなり試合の出来が違っている。しかし、いつまでも遠藤や今野に頼っていることから脱却するため練習ではボランチには若手を彼らの相方に起用して、レベルアップを図っている。
 宮本監督は若手も積極的に抜擢していて、彼らをうまく育てて行って順位を上げらればこんなにいいことはないと思う。

 名古屋ははまるととてつもない力を発揮するチームだと思う。今シーズンも補強ポイントにしっかり選手をはめてきた。エドワルドネットの怪我が懸念材料だったが、ボランチにジョアン・シュミットをすぐさま補強した。対人に強い米本が機能すればかなり良い戦いをすると思う。CBに千葉を入れたことも優位に働くはず。
 風間監督の戦術もかなり浸透するはずで、かなり怖い存在になると思う。もともと得点力がかなりあるチームなので、失点をある程度減らせれば、かなり上位に行くチームだと思う。


 FC東京はディエゴ・オリベイラの相方が問題だったが、ようやくブラジル人FWのジャエルの入団が発表になった。対戦相手にすればそれまでディエゴ・オリベイラを徹底的にマークすればよかっただけに、この選手の働き如何でFC東京の浮沈が決まると言ってもいいかもしれない。今年は大きな戦力の補強はなく、昨年のレギュラーが引き続きチームを引っ張ることになる。
 昨年の得点力不足を解消できるか長谷川監督の腕の見せ所だろう。




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posted by 孔明 |22:11 | J1チーム | コメント(3) | トラックバック(0)

2019年02月19日

2019年選手達に期待すること注目すること4(ウイングバック編)

 あと4日ほどでJ1リーグも開幕
今年は昨年に比べてより期待感が増している。そんな選手たちに今年の期待するところを書いていきたいと思う。

 4回目はウイングバック編

 は昨年はレギュラーとして活躍した。しかし、今年は中野の加入で、白井も加え激しい競争に加わっている。
 菅の特徴は果敢な縦への突破と左足のキック力。サイドからのクロスの精度も高くなって来た。練習試合ではレギュラーをとったかと思えたが、公開試合では最後の練習試合で中野にレギュラーを譲ったのでどうなるだろうか。
 菅にはもっとやってほしいし、やれるはず。そして右足の精度もあげてほしい。サイドは縦に突破するだけではなく、中にも切れ込んでほしい。そのためには右足がある程度使えることが必要になってくる。右足はおもちゃと言っていないで少しでも右足を使えるようになってほしい。

 右利きの中野や白井に勝つにはそれが必要だろう。

 中野は今年仙台から移籍。特徴あるドリブルが得意だが、クロスの精度も高い。中にカットインもできる。菅のライバルとして激しいポジション争いをしている。中野は相手ペナ内でも焦ることがなくシュートやパスができる選手。その特徴を生かして積極的にシュートや決定的な仕事をしてほしい。
 右サイドやシャドーもできるので、かなり使える選手。また、川崎時代はパスサッカーに馴染んでいるので、うまくミシャサッカーに適応してくれるだろう。

 白井は去年はゴールも記録したが、いまいち活躍しきれなかった。前にスペースがあればかなり生きる選手だがないとなかなか思うとおりにいかない。またスタミナがないという欠点もあった。今年はその欠点を補うべく、奮闘してほしい。はまれば本当に爆発的な力を出せる選手だ。特に左サイドで躍動できる選手。突破力があって、ドリブルに力がある。公開された練習試合では1試合で主力を張った。今年はチャンスがあるはず。そのチャンスを逃さないでほしい。

 ルーカスは練習試合等を見ると完全に当たりの選手だ。突破力があって、ドリブルの力がある。単独で何人も抜かすことができる。右サイドはチームのストロングポイントになるはずだ。クロスの精度も高く。サイドからゴール前に入って行くこともできる選手。期待しかないが、ただ1つ気にかかるのは守備だ。まだあまり守備機会を見ていないが、どれだけ守備ができるか。ブラジルではサイドバックもやっていたそうなので守備はできると思うが、サイドをいかに破らせないかもウイングバックでは必要。それができるか。注目したい。

 早坂はチームにとって非常に役立つポリバレントな選手。本来はシャドーの選手だと思うが、昨年まではウイングバックをもっぱらやっていた。
 場合によっては右CBもやれる選手。練習試合でも先発でCBに配置されたこともあった。どこを守っても遜色なくできる選手だ。監督としてはベンチに入っていればこんなに心強い選手はいない。ベテランの域に入っているが、運動量は衰えていないし、ハードワークができる。今年も大事なときに出場してチームを助けてほしい。
 


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posted by 孔明 |18:40 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)