2018年05月30日
シーズン序盤を振り返る3(ボランチ編)
ボランチは宮澤と深井が固定メンバーだった。 宮澤は今年も中盤を良く支えている。感心するのがよくスペースを埋めていること。 常にバランスを考えて動いているのは特筆に値する。 中盤でしっかり3人目の動きをしてパスをもらいに行き、起点になる。 寄せは素早く相手に行くという形で宮澤がいないと中盤は締まらない。 問題点は疲れてくるとパスミスをしやすいことくらいか。 深井はボール奪取に優れ、パスの精度も高い。インターセプトの技術に優れ、カウンターの起点になっている。 今年は得点も2点取っている。攻撃の意識も高くなってきている。 サポーターにとって心配は足の状態だけだろう。ここまで徐々に出場時間も増えて今年こそ大きな怪我なしでシーズン最後までいきたい。 兵藤は今シーズンはもっぱら途中出場だが、大事なところで使われている。ボランチにシャドーにと逃げ切るときや、ここぞというときで点がほしいところで起用されている。 持ち前の運動量は衰えていないし、ボールを持つこともできるし、簡単にはたくこともできる選手。 起用貧乏なところもあるが、チームとしてはなくてはならない選手。 中断明けもたくさん使われると思う。ボランチは競争が激しいが、いざけが人が出れば一気に層が薄くなる。ますます兵藤の力が必要となる。 荒野は今年は主にボランチで出場。怪我でキャンプは出遅れたが、いろいろなポジションができることもあって、便利に使われている。運動量があっていろんなところに顔を出し、ピンチの芽を摘み取るのがうまい。好調なときにはあっちもこっちもどこにでもピンチの所には荒野がいるという状態になる。 そこがストロングポイントだが荒野のウイークポイントにもなる。動き回りすぎ、スペースを空けてしまい。敵の侵入を許すということにもつながる場合がある。 また、時折気の抜けたパスミスをすることがあってピンチ招く。これはよほど気をつけないといけない。 イナは主にルヴァンカップに出場。そのときにはスイーパーが多かった。慣れないポジションで大きなミスを毎回して失点につながっていた。 やはり本来のボランチで出場して欲しい。 ボール奪取能力はいまだに衰えていない。リーグ戦でも抑えの切り札としてやってくれると思う。 使い方によっては大きな戦力になる。
posted by 孔明 |20:19 | 中断期間 | コメント(4) | トラックバック(0)