2018年05月19日
神戸戦展望(ここまでアウェイでの対戦は3連敗中。リベンジをかけて勝とう。)
明日のアウェイ神戸戦 第14節のFC東京戦は攻撃的にジェイと都倉を同時起用。惜しいチャンスもあったが、ピンチもあり、両軍譲らず0-0だった。広島が勝ったことでまたさらに差が開いた。 対する神戸は5勝4分け5敗の勝ち点19。 今年は攻撃陣を補強し、優勝争いを目指していたが、勝ったり負けたりを繰り返し、調子の波に乗れない序盤戦。ここにきて頼みのポドフフスキーが肉離れで長期離脱。戦術を練り直さなければいけなくなった。 前バルセロナのイエニスタの加入の噂もあり世間から注目されているチームでもある。 神戸はここまでパスサッカーでパスで相手を崩していく戦術をとっていたが、前節のアウェイの磐田戦ではロングボールを中心で試合を組み立てた。 果たしてこの試合はどんな戦術でくるか注目だろう。 神戸には昨年は2タテを食らっている。そのリベンジをぜひともしなくてはいけない。アウェイだが必ず勝ってよい結果で中断期間に入ろう。 前節はアウェイで磐田と対戦 前半序盤はホームの磐田が攻勢に出た。5分、田口左サイドのペナルティーエリア深い位置から松浦とつなぎ、松浦のシュートはGKのキムスンギュが弾く。 神戸は10分にCKを獲得すると、ニアで田中が頭で合わせるもバーを叩く。そのセカンドボールを混戦の中から渡邉 押し込み、神戸が先制に成功する。1-0。その後磐田の小川 大貴に1対1で振り切られ、シュートを浴びるがキムスンギュが弾き、そのセカンドボールに詰めた松浦がさらにシュートを放つが、枠の左にはずれる。 再び神戸にチャンスが訪れる。25分、右サイドへボールを展開すると、大槻が左足でクロス。そのクロスをファーに流れたウェリントンが頭で合わせて、追加点。2-0 そこから神戸は守ってカウンター。 磐田は前掛かりになって攻めてくるも失点せずに前半は2-0で終わる。 磐田は後半開始からシステムを変えてきた。ボールを保持し、押し込まれたが、GKキムスンギュを中心に守り抜き2-0で勝利した。 神戸のシステムは4-4-2 しっかりボールを所有してパスワークで攻め込む。だ、が縦に速い攻撃もして、サイドからのクロスでシュートまでもってくる。守備は前からのプレスを厳しい。そしてボールを奪い 素早く攻めてくる。 FWの渡邉は体が強く、献身的なプレーをして、絶えずゴールを狙っているストライカー。泥臭いシュートも打ってくる。どんな難しい体勢でもシュートを狙ってくるので気をつけたい。 もう一人のFWのウェリントンは体が強く、ヘッドが強い。突破力もあって、強引にゴールに向かってくるので1対1位に負けないようにしたい。前からの守備もよくする。サイドからのクロスは極力上げさせないように。上げさせてもしっかり体をつけて自由にさせないようにしたい。 左サイドハーフの田中は強烈な左足のシュートをもっている。強引な突破もあるだけに注意しなければいけない選手。FKも蹴ってくる。 右サイドハーフの大槻はスピードがあり運動量がある選手。ポストプレーも巧みで決定力がある選手。DFは注意して抑えたい。 ボランチの藤田はキックの精度が高く、プレースキッカーをやっている。またロングスローが得意なので十分に気をつけたい。ロングスローには相手にしっかり体をつけてケアしたい。 もう一人のボランチの三田はボランチの三田はビルドアップに優れ、長短のパスを繰り出し前線を操る。 果敢に前線に飛び出すことも厭わず、シュートまでもっていくプレーが得意。 この選手にはしっかりとプレスをかけて自由にさせないようにしなければいけない。 左サイドバックのティラートンはキックの精度が高い。FKでも直接ゴールを決められる力を十分にもっている。「悪魔の左足」と言われるゆえん。 ペナ付近ではファウルは厳禁だ。 右サイドバックの高橋は鋭い突破力を持ち、1対1に強く、守備も得意。 シュート能力も持っている選手。 攻撃の起点になれる選手。特に1対1では負けてはいけない。 控えの右サイドバックの藤谷はスピードがあり、最終ラインの背後に飛び出す動きをしてくる。途中出場してくれば嫌な選手。彼の前にスペースを空けないようにしたい。 控えのボランチの三原はサイドハーフやサイドバックもこなすユーティリティプレーヤー。ハードワークができて守備力がある選手。対面する選手は1対1に負けてはいけない。 控えのFWの増山はスピードがあり、縦に突破してくる。DFの裏を抜けるのもうまいので注意したい選手だ。 控えのFWハーフナーマイクは高さがあり、先日行われたルヴァンカップでもロスタイムに同点弾を入れている。パワープレーになるとかなり危険な選手。リーグ戦から遠ざかっているが、ここぞと言うときに仕事をしてくる。DF陣は高さでは負けるのしっかり体をつけて自由にさせないようにしたい。 神戸予想スタメン、サブメンバー 19渡邉 17ウェリントン 21田中 33大槻 14藤田 8三田 30ティラートン 3渡部 5チョン・ウヨン 6高橋 18キム・スンギュ 控え GK1前川、DF2那須、34藤谷、MF24三原、35安井、FW20増山、9ハーフナーマイク 神戸は今年は「バルセロナ化」を目指していたがスタートからそれとはほど遠い試合をここまでしてきた。調子も上がらず、可もなし不可もなしというチーム状態。しかし、チーム強化費は莫大に使っているので、このまま中位にいるということは費用対効果を考えてもありえないだろう。 前節は、現実的にパスサッカーを捨てて、ロングボールを中心にサイドからのクロスを入れる形に修正してきた。 果たし て明日の試合はどんな戦術で臨んでくるか? 思うに前節成功した戦術を中心に使ってくるのではないかと思う。 前線に高さのあるヘッドの強いウェリントンと渡邉がいるので、ある程度縦に速い、ロングボール中心のサッカーをしてくるのではないか。 前線にFW4人を置き、ホームなので攻撃的な布陣でくると思う。 また、中盤ではゲームを作れる藤田と三田を置いて、ボールを保持しにくるだろう。 サイドバックを積極的に攻撃に参加させてサイドを起点に攻め入ってくる。 サイドの攻防が試合のポイントになる。 守備ではサイドからのクロスを上げさせないようにしたい。 またサイドの主導権争いでは負けないようにしたい。 神戸のセットプレーには注意したい。 藤田のキックは正確。 またロングスローもくるのでゾーンで守るときには持ち場をしっかり守り、マンツーマンの時にはマークを離さないようにしたい。 攻撃ではこちらの5トップに神戸はボランチが落ちて5バックになって守ってくると思われる。 中盤は神戸はボランチが1枚になるのでここを起点に使って攻撃を仕掛けて行きたい。 ここからサイドに振って、サイドから攻撃を仕掛けたい。 神戸のストロングポイントは左サイドからの攻撃。 こちらの右サイドとのマッチアップになる。 相手の左サイドを抑えて右サイドを中心に攻めていこう。 神戸は攻撃時にはサイドハーフ2人を含めて4トップのような形になる。ゆえに中盤は薄い。 こちらはボールを奪ったら、素早く攻めよう。カウンターが効果的 縦にボールをつなげてシュートまでもって行きたい。 ラインはコンパクトに。セカンドボールを拾っていきたい。 そこで二次攻撃、三次攻撃を仕掛けたい。 チャナや三好のドリブルで前線を切り裂きたい。 ファウルをもらったらFKのチャンス。福森のFKでゴールを決めよう。 コーナーは神戸はゾーンとマンツーマンの併用で守る。 上背のある2人にマンツーマンで対応する。 ショートコーナーやトリックプレーを仕掛けて相手を動かしてシュートまで持っていこう。 神戸には昨年はホーム、アウェイとも負け、またアウェイに限ってはJ2での対戦を入れて3連敗中 いい加減に勝ちたいし、勝たなければいけない。まずはアウェイで先勝しよう。 コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |21:04 | 次節の展望 | コメント(6) | トラックバック(0)