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2018年05月11日

FC東京はかなり強い。相当心してかからないと簡単にやられてしまうだろう。

 FC東京の試合を何試合か見たが本当に強い。これはよほどしっかり戦わないと簡単に負けてしまうだろう。

 なにせよく走りよくプレスをかけてくる。ボール保持率は高くはないが、カウンターが鋭い。特に前線に永井がいることでアバウトなロングボールでも全部自分の達のものにしてしまう。相方のディエゴオリベイラは昨年柏時代に点を決められているが。体の強さはもちろんあるが、案外スピードがあって速い。あっという間にボールに追いつく。

 他の東や大森や室屋あたりもよく動く。

 長谷川監督の方針が「とにかく走れ」「ファストブレイク」(バスケット用語で速攻という意味)ということだから納得。

 そして攻守の切り替えが早い。

 相手にボールを持たれればあっと言う間に自陣に戻って4-4-2のブロックを作る。

  もちろん監督がかわったのだからそうなのだろうが、昨年アウェイで戦ったFC東京とはまったく違うチームになっている。

 ちんたらパスを回していたらすぐ囲まれボールを奪われる。また前線が伸びきっていると中盤を使われる。ラインを高く上げていると、ロングボールが来て永井とディエゴオリベイラを走らせてくるといった守備と攻撃を徹底的にしてくる。 

 ビルドアップでは自陣からパススピードを上げて素早く正確にパスをつなげて、前に持って行かないとダメだし、時にはロングボールを使っていかないといけないだろう。

  守るときには素早く戻って、5バックを形成しなくてはいけない。

 ただ、有利な面もある。それはこちらの攻撃時は5トップになるということ。相手は4バック。これを相手はどう守ってくるのか。ボランチかサイドハーフが落ちてきて5バックにするのか、基本は4バックでスライドで対応するのか。いずれにしても今のFC東京の戦術にない戦術を強いるので混乱は生じさせるだろう。

 そしてサイドチェンジが有効だろう。守備はサイドによってくるので、サイドチェンジで守備の薄いところをついて、一気にシュートまで持って行く、こういう攻めが有効だろう。

 後は気温だろうか。予報では日曜日の東京は曇り後雨でかなり気温が高く、湿度が高そう。FC東京の選手も長く厳しいプレスはかけてこられないだろう。そこがチャンスか。

 FC東京の厳しいプレスは水曜日にやった甲府の比ではない。これをいかにかわすかがポイントだろう。




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posted by 孔明 |18:41 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)