2018年04月24日
横浜FM戦展望(20年来のリベンジを図るとき。チャンスは明日だ。)
明日は厚別開幕戦の横浜FM戦。 第9戦の浦和戦は前半押されてなかなか攻撃ができなかった。右ワイドが駒井が出場できなかったことで、攻撃が形にならず、相手の攻勢を受けることに。後半は少し持ち直したら全体的な流れは変わらず。何度か惜しいチャンスはあったが得点ができず。スコアレスドローに終わった。しかし、4位は変わらず。明日の横浜FM戦に勝たなければ順位を落としてしいまう。2位まで射程距離だけに是が非でも勝っておきたい試合だ。 対する横浜FMは2勝3分け4敗の15位と低迷する。 今年は新監督を迎え、攻撃的な戦術に変更。「ハイライン&ハイプレッシャーを合言葉にアタッキングフットボールを標榜。高い位置でプレッシャーを厳しく行い、マイボールにした後は複数人でテンポよくボールを動かし局面を打開する。 しかし、その極端な戦術で相手に高いラインを付け込まれることも多く、失点も多い。 なによりボールを支配するのに長けている戦術だ。 前節はホームで湘南と対戦 先手を取ったのは湘南。8分、松原がボールを奪われて菊地左サイドへつなぐと、アレン ステバノヴィッチが右足のアウトでクロス。これを中澤がヘディングでクリアしようとしたがボールは方向を変えてゴールに吸い込まれた。オウンゴールで失点0-1 その後は1点を追いかける横浜FMがボールを支配すると27分、後方からパスをつないでボールを前に運ぶと、右サイドでボールを受けたオリヴィエ ブマルが中央にカットインしてから前方へパス。これを受けたウーゴ ヴィエイラがゴールを決めて追いつく1-1 その直後の28分にはロングボールをペナルティーエリアの外に出て処理した飯倉のパスが菊地の下へ渡り、菊地はトラップせずにそのままロングシュート。これが決まってリードを奪われる。1-2 湘南は41分、右サイドからのパスを横浜FMの最終ラインの裏を取りながら受けたアレン ステバノヴィッチがGKとの1対1を冷静に決め、1-3とリードを広げられた。 横浜FMは44分に山中のパスを左サイドで受けたユン イルロクが中央にボールを送ると、ウーゴ ヴィエイラが決めて2-3。さらに1分も経たないうちに今度は山中のクロスからウーゴ ヴィエイラがハットトリックとなるゴールを決め、3-3の同点に追いついた。 しかし、さらにその1分後には湘南が松田、イ ジョンヒョプとつないでまたもアレン ステバノヴィッチがゴールを決め、湘南が4-3とリードして前半を折り返す。 前半の接触プレーで負傷したオリヴィエ ブマルがプレー不可となった横浜FMは仲川 がピッチに立つ。そして、後半は前半以上に一方的な横浜FMペースに。前半と違ってプレスが掛からなくなった湘南に対し、高い位置でパスをつなぎながら攻撃を仕掛けていく横浜FM。57分には天野のCKをニアサイドの松原が頭ですらすと、ファーサイドのミロシュ デゲネクが頭で押し込んで横浜FMが4-4と再び同点に追いつく。 その後も主にミスからカウンターを受けることはありながらも、圧倒的に攻撃を仕掛けた横浜FMだったが、73分に大津 祐樹、ウーゴ ヴィエイラ、ユン イルロクが連動して迎えたチャンスはユン イルロクのシュートが枠の上へ。アディショナルタイムには天野のミドルシュートをDFがクリアした跳ね返りから仲川がシュートを放ったが、わずかに枠の左へ。そしてそのまま4-4で引き分けた。 横浜FMのシステムは4-3-2-1 厳しく前からプレスをしてボールを奪って素早くカウンター。DFラインは高く、ポゼッションをしてボールを支配。ショートパスを繰り出して細かくつなげ相手を崩してシュートまでもっていく。 FWのウーゴ・ヴィエイラは決定力があるFW。前節はハットトリックをした。嫌なところに入っていくのがうまく、スピードに乗ってDFの裏をとってくる。カウンターに絡んでくるのがうまい選手。ドリブルもでき、しっかりとした間合いをとっていないと一瞬で抜かれる。一番気を付けなけれないけない選手だ。 トップ下の伊藤は高さがあり空中戦に強い。ポストもできて高い位置でボールをキープすることもできる。決定力があって前を向かせると嫌なプレーをするので前を向かせないようにしたい。 左シャドーのユン・イルロクはドリブルが得意でいいところにスルーパスもできる選手。 サイドを突破してくるので1対1ではなるべく相手にしたくない。複数で対処したい。 右シャドーの仲川はスピードがあり、DFの裏を狙ってくる。サイドをかけあがってくるので裏をとられないようにしたい。また1対1で仕掛けてくるので対応する選手は負けないようにしたい。カウンターにはしっかりと絡んでくるので気をつけだい。 ボランチの天野は攻守の中心。パスを散らすこともできるし、ボール奪取能力にも優れている。セットプレーのキッカーもやっており、キックは正確なので、ペナ付近でファウルをしないようにしたい。 もう一人のボランチの中町はボール奪取に優れている選手。また、攻撃でもよいパスを出すので気をつけたい。セカンドボールの競り合いでは負けないようにしたい。 左サイドバックの山中はドリブルやクロスが得意な選手。スピードがあり、キックは強烈 。スピードに乗った攻め上がりを防がなければいけない。またビルドアップが非常にうまい。彼のところから攻撃が始まる。彼には自由に動かせてはいけない。 また、山中は中に絞ってくる癖がある。このためサイドが薄くなるのでそこを狙っていきたい。 右サイドバックの金井は1対1が強い選手で、ボール奪取力にも優れている。フィジカルで押してくるので対応する選手は1対1で負けないようにしたい。 控えの右サイドバックの松原は守備が得意だが攻め上がりも得意。クロスの精度が高いのでクロスを上げさせないようにしたい。 控えの左サイドバックの下平はボール扱いがうまく、ビルドアップの能力に優れている。攻め上がりも得意なので注意したい選手だ。 控えのボランチの扇原はボール奪取に優れ、ビルドアップもできる選手。ロングキックも得意でサイドチェンジのボールを通してくる。中盤自由にさせないように厳しくプレスをかけていきたい。 控えのトップ下のハブンスキーはテクニックがある選手でキープ力ももっている。決定力もあって昨年はアウェイでゴールを決められている。決定的な場面を作らせないようにしたい。 控えのMF遠藤はドリブルとパス能力が高く、どんな狭い局面でも抜いていける突破力を持っている。縦に突破させると厄介なので、サイドを抑え込みたい。 控えのFWの大津はクロス、ドリブルともに高いレベルをもっている選手。特にドリブルを得意にしているので、ペナ付近でドリブルさせないようにしたい。 右シャドーのブマルは怪我で欠場濃厚。この選手が出てくるかどうかで右サイドの攻撃が威力を増すかそうか決まる。 横浜FM予想スタメン、サブメンバー 7ウーゴ・ヴィエイラ 16伊藤 25ユン・イルロク 19仲川 14天野 8中町 24山中 2デグネク 22中澤 13金井 21飯倉 控え GK31杉本、DF27松原23下平、MF6扇原、33ハブンスキー、11遠藤FW9大津 横浜FMは世間からハイプレッシャー、ハイラインと言われているが最近は極端なハイプレスはしてこない。しかし、相手がボールを持つと素早く寄せてくるのは変わりない。そしてラインは相変わらず高い。 そのためGKはほとんど1人のフィールドプレーヤーとして広大なスペースを守る。ゆえにGKが出すぎてがら空きのゴールを狙われることも度々で前節も狙われ失点した。 横浜FMと対戦するチームは総じて高いDFの裏を狙う。明日もかなり高いラインを引いてくると思うのでそこが狙い目か。 横浜FMはそれゆえにポゼッション率が高く、ボールをできるだけ持って攻撃してくる。こちらもポゼッション率は高いので容易にボールを渡さないことが肝要だ。 またセカンドボールの争いに勝っていきたい。横浜FMのボランチは2人ともボール奪取の優れた選手なので、簡単にボールを奪われないようにしたい。 また前線から厳しくプレスをかけてショートカウンターを狙っていきたい。ボールを奪えば相手GKは必死で戻る。素早くボールを運んでゴールしよう。 相手は4バック、こちらは5トップになるのでそのミスマッチを狙いたい。 4バックをスライドさせるのか、5バックになって守ってくるのかはわからないが、とにかく素早く、徹底的にサイドを狙いたい。 横浜FMで注意しなければいけないのがFWのウーゴ・ヴィエイラだ。典型的なワンタッチゴーラー。ゴール前の嗅覚が鋭く、素早くボールに寄せて空いたところにシュートを してくる。ゴール前で余計はスペースは空けてはいけない。 また彼はニアに寄る癖がある。トップ下の選手が中に入ってくるのでマークを外さないようにしたい。 横浜FMのストロングポイントは左サイド。こちらの右サイドとの一騎討ち。圧倒して横浜FMの左サイドを制圧しよう。 横浜FMはセットプレーが得意。 両CBが上背があってそこを狙ってくるので、マンツーマンで体をしっかりつけてフリーにさせないようにしたい。 中澤とデグネクには要注意。特に中澤はマークを外す動きがうまい。中澤につく選手はしっかり追ってマークを離してはいけない。 コーナーは横浜FMはマンツーマンで守る。 中澤とを必ず外して上背がないところに蹴り入れたい。 横浜FMには1997年と2012年のナビスコで勝って依頼、公式戦で勝利がない。リーグ戦では引き分けが精いっぱい。過去20年間のリベンジを図らなくてはいけない。 今年はチャンス 守備が堅いがそこを打ち破ってたいきたい。 いい加減に勝って、リベンジを果たそう。 ''' コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:45 | 次節の展望 | コメント(5) | トラックバック(0)