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2018年02月04日

J1各チーム戦力補強状況3

J1各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームキャンプに入っている。そこでJ1各チームの戦力補強状況を見ていきたい。

第3回は最終回  仙台、FC東京、清水、広島、湘南、長崎、名古屋の7チーム

 仙台は石原、古林、中野がレンタルから完全移籍に。
痛かったのはボランチの三田の移籍。攻守にの中心だっただけに、かなりの戦力ダウン。
J2では有名な庄司を岐阜からとったが、初めてのJ1でどこまで通用するか。またボランチは藤村も退団。他の退団者はCBの増嶋とMF野沢ら
また、加入選手は韓国のチームに行っていたMF阿部が加入。FWクリスランが移籍、平山が引退と前線で働ける選手が少ないので大きな補強だろう。
またCBにはG大阪から金を補強。またボランチとの兼任で板倉を川崎から補強。U-22日本代表でも活躍しているする選手でブレイクする可能性がある。
仙台はFW陣が層いような気がする。石原1人では不安だろう。



 FC東京は柏からFWディエゴ・オリヴェイラ、横浜FMから富樫が加入。しかし、FWで退団したのはピーターウタカと大久保だから比較するとかなり見劣る。ディエゴ・オリヴェイラがエース級の活躍をして、得点を量産しないと、残留争いに巻き込まれる恐れもある。そのなかでサイドハーフに神戸から大森が加入したのは大きい。大森は長谷川新監督の戦術も知りチームにおいて貴重な戦力だろう。
退団者は他にMF石川が引退、CBの徳永が移籍。
森重が残留したがDF陣は補強がなかっただけに、既存の戦力の底上げか必要だろう。



 清水はチョンテセの相棒に退団したFWのチアゴアウベスに代えて仙台からクレイスランを補強。2人で複数得点を目指す。また、サイドハーフにオーストラリアに行っていた楠神を補強。岡山からレンタルバックの石毛とともにポジションを争う。ボランチには甲府から兵藤を補強。古巣に復帰したベテランに中盤のタクトを振るってもらう。
 主戦の犬飼の去ったCBには鹿島にもいたファン・ソッコを補強したが、ただでさえ薄いCBがかなり不安。右サイドバックも長期離脱の鎌田の代わりは補強はなかった。
退団者は他にDFのカヌ、村松、MF枝村ら

 広島は退団者が多かったが、各ポジションに効果的な人材を補強した。
FWにはタイの英雄ティラーシン。徳島からコンサも狙っていた渡。ボランチには磐田から急成長の川辺、右サイドバックには大宮から和田。左サイドバックには徳島から馬渡
とかなりプラスな補強。昨年は残留争いをしたが、今年はなんとか残留争いをしないですむ補強ができたのではないか。
退団者はDF椋原、MFミキッチ、丸谷、茶島、FWネイサンバーンズ、皆川、宮吉、アンデルソン・ロペスらと多い。
しかし、J1が初めてで不安要素があるが攻撃陣でティラーシンや渡がこれまでのように活躍すればかなり上位にいくこともあり得るだろう。

 湘南はCBに退団者が11人、入団者は12人と出入りが激しかった。入団者は山形からGKの富居、新潟からCBの大野、柏からボランチの小林、右ウイングバックに広島からミキッチ。ウイングバック兼シャドーに浦和から梅崎、FWにはセルビアからアレン・ステバノヴィッチ。
大卒の選手が4人とユースからの昇格が1人
主な退団者はCBの坪井、MF奈良輪、武田、下田、FWジネイ、藤田、ムルジャ。
経験のある梅崎、ミキッチのアウトサイドの補強は大きいだろう。湘南はアウトサイドからの攻撃を重視するのでかなりの戦力補強になったのではないか。
 不安なのはジネイ、藤田祥らが抜けたFWか。元セルビア代表のアレン・ステバノヴィッチがフィットすればいいが、そうでないとかなり苦しくなる。FWは大卒の新人鈴木と山口が加入したが、彼らのいずれか以上が活躍できればかなり楽になるが。


 長崎はGKに神戸から徳重、CBにはFC東京から徳永、MFに福岡から中村、G大阪から中原、甲府から黒木、FWにドイツ2部から元オーストラリア代表のベン・ハロライン、松本から鈴木武蔵を補強。目玉はCBの徳永。去就がはっきりしなかったFWのファンマが残留したのは大きい。しかし、攻撃陣の層が薄くやはり残留争いは免れないか。
このなかではブラジルW杯にも出場したベン・ハロラインがどのような働きを見せるか注目

 しかし、ジャパネットを持ってしても徳永以外目立った補強がなかったのは意外だった。
コンササポなら期待は中原。G大阪で先発で出た力を見せて、レギュラーをとってほしい。それだけの力は持っているはず。

 名古屋はブラジルから元セレソンのFWジョーをとった。今年加入の外国人選手でNO.1の知名度、実力の選手だろう。他にGKにオーストラリア人のランゲラック、CBに好甲府から畑尾、ボランチに大宮から長谷川アーリア・ジャスール。左サイドバックに早稲田大卒の秋山。そして櫛引、新井をレンタルから完全移籍とした。
退団者はGKの萩、DF酒井、イムスンギュ、ボランチの田口、MF杉森、FWシモビッチ、永井ら
 マイナスポイントはボランチの田口の退団だろう。代わりに長谷川が入ったが、戦力は落ちている。前線の攻撃力があるだけに中盤の層の薄さが気になるところ。
 またDFも大きな補強がなかっただけに、攻守のバランスはあまりよくないだろう。はたして風間監督はどのようにチームを引っ張っていくか。



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posted by 孔明 |19:10 | J1チーム | コメント(0) | トラックバック(0)