2017年10月28日
鹿島戦展望(鹿島にこれまでの借りを返そう。勝って残留を決める。)
前節のFC東京戦は2-1で勝利、今シーズンアウェイで初勝利だった。そしてこれで勝ち点34。残留=勝ち点≫試合数の法則での目標に届いた。 しかし、残留はまだ決まっていない。下位のチームが連勝してくればまったくわからなくなってくる。 この鹿島戦に勝ち広島が負ければ決定する。ここは是が非でも鹿島に勝ち、広島の結果を待ちたい。 鹿島は現在21勝1分け8敗で勝ち点64で首位。コンサとかは勝ち点で30の差がある。ここ5試合では3勝2敗と勝ち点があまり積み重なっていない。 今シーズンは積極的補強と昨年の実績から優勝候補NO.1と呼ばれるも、低迷時期があり、ACLも敗退。そして石井監督を解任。大岩新監督になり、選手たちのモチベーションが上がったのか、調子を上げて勝ち続けた。そして首位に立ちそのまま2位に大差をつけたが、ここにきて川崎に猛追され、勝ち点2に迫られている。。 鹿島は攻撃ではレアンドロが活躍、ペドロジュニオールも復帰した。守備では日本代表の昌子や植田が盤石。攻守とも隙がないように思えるが、ここ5試合で3勝2敗とペースを落としている。鹿島は優勝がかかっているチーム。この試合は下位相手ということで勝ち点3を計算してくるはず。川崎に迫られたところで再び差を広げるためにかなり無理をして攻撃してくるのではないか。これが返ってチャンスだろう。 鹿島には何度も負けて貸しがある。そして個人的に悔しい思い出は2008年の最終戦のホームで対戦し0-1で負けて鹿島の優勝が決まった時。最終戦のセレモニーを後回しにされ鹿島にドームで優勝セレモニーを行われた。これはまったくの屈辱だった。 こんなにこれまでコケにされてきた鹿島にリベンジを図りたい。 3万人以上のドームで仇討ちをしなければいけない。 前回は鹿島とは6月17日(土)アウェイで対戦 試合開始早々左サイドを崩され、絵に描いたように河合がつり出され失点。 2失点目もほぼ同じ。左サイドを崩された。 福森と早坂の連携の悪さからだった。 そして最後はこちらのコーナーからボールを奪われ鹿島のカウンターから失点。0-3 気をつけなければいけない鹿島のカウンターにまんまとやられた。これで勝負はきまり。 あと何失点するかだったがその後は鹿島も攻める気がなく。こちらもボールをもって攻撃した事で失点はなし。 後半何度かあったチャンスは案の定決められず。後半都倉を代えてまでも点をとりにいったが、金園が最後に何度かあったチャンスを決められず結局0-3で負けた。 鹿島は前節、アウェイで横浜FMと対戦 試合は3分横浜FMのコーナーから伊藤がジャンプしてヘッドをゴール左隅に決めて横浜FMが先制。0-1 そして14分。鹿島は自陣でパス交換し、ボランチの三竿健斗から最終ラインの植田 へ。しかし、ボールを受けた植田のトラップが大きくなり、横浜FMの天野にかっさわれGK曽ヶ端と1対1に。天野は曽ヶ端が前に出てくるのを読んで、ボールを持ち上げて左足で冷静にゴールした。0-2ネットを揺らす。序盤の早い時間帯に横浜FMはリードを2点に広げた。 2点ビハインドになった鹿島はその後ボールを保持し、横浜FMに攻勢をかける。 20分には相手陣内でボールを奪いレアンドロがシュート。26分には金崎のボールカットから、最後はレオ シルバがシュートを打つ、いずれも枠をとらえ切れなかったが、鹿島に得点のにおいが立ち始めた。 そして前半ロスタイム。レオ シルバの右CKからファーサイドの金崎へ。金崎が相手と競り合ってこぼれたボールに山本 反応。左足で押し込んだ。鹿島が前半終了間際に1点を返して1-2とした。 後半は鹿島がボールを持ち、攻勢をかける。CKから植田のヘッドが出て得点。2-2の同点になる。 横浜FMはここから反撃。74分左サイドの山中パスから途中出場の遠藤がペナルティエリア内に入り、流れるようなターンで右足にボールを持ち替えてシュートを放つと、最後は鹿島の昌子に当たってゴールに入ってしまう。2-3 横浜FMはCB栗原を入れて5バックにして逃げ切りを図る。鹿島は植田を前線に上げて、パワープレー。しかし、得点はとれず。2-3で惜敗した。 鹿島のシステムは4-4-2 プレスを厳しくしてボールを奪い、ショートカウンターが得意 ボールポゼッション率が高く。ボールを所持してサイドを崩して攻撃してくる。 また、セットプレーが得意。特にコーナーキックからの得点が多い。 守備はプレスは厳しく堅牢。 鹿島予想メンバー 7ペドロジュニオール 33金崎 11レアンドロ 25遠藤 4レオシルバ 20三竿健斗 16山本 3昌子 5植田 22大伍 21曽ヶ端 控え GK1クォンスンテ、DF24伊東、MF 40小笠原、8土居、14金森、13中村、FW鈴木 FWの金崎はどこにいてもシュートにからんでくる選手。泥臭いプレーもいとわない。 キープ力があって、シュートの意識が高い。どんな体勢でもシュートを打ってくるだけにDFは絶えず集中力を持たないとやられてしまうだろう。よい体勢で待ち構え自由にさせないようにしたい。 FWのペドロジュニオールは決定力があり、ボールキープに優れている選手。怪我で長期間ピッチを離れていたが、回復してきた。シュートの威力があるのでシュートを打たせないようにしたい。 左サイドハーフのレアンドロは身体能力が高く、ドリブルが得意で、1人で持ち込める選手。足元のテクニックに優れ、突破力を持っている。個人技を持っており、ブラジル代表の経歴ももつ。彼の前にはスペースを作らないようにしたい。 右サイドハーフの遠藤はタメがつくれ、パスを自在に操る。スペースに飛び出すことも得意で前線によく飛び出してくる。そしてDFの裏を絶えず狙ってくる。DFは特に気をつけないといけない。 ボランチのレオシルバはパスカット能力か高く、攻撃の起点にもなる選手。パスも出せ、すべてにおいてレベルが高い。鹿島の中盤を支える選手。 彼のところから攻撃が始まるので簡単にボールを捌かせないようにしなければいけない。 もう一人のボランチの三竿健斗はボールに素早く寄せてボールををとる能力に優れており、また、コーチングの意識も高い。守れるボランチ。レオシルバの後ろにいてしっかりボールを回収してくる。彼との1対1には負けないようにしたい。 左サイドバックの山本はすべての面で優れているサイドバック。ヘッドも強く。右サイドからのクロスに相手ゴールに入り込むプレーもやってくる。 オーバーラップも得意で、チャンスとあらばどんどん仕掛けてくる。 こちら側の右サイドを自由にさせなようにしなければいけない。 右サイドバックの大伍は相変わらず隙が無いプレーをしてくる。体が強くいったんボールをもったらなかなか奪われない。前線に駆け上がるプレーも頻繁にしてくる。彼を前線に上がらせないような守備をしたい。 控えのボランチの小笠原は説明するまでもなく読みが鋭く、プレーも安定している。交代で出て来るときにはゲームを締めるときなので、彼に厳しくプレッシャーをかけていきたい。 控えのサイドハーフの中村は鹿島随一のテクニックをもっており、狭いところでも独力で交わしてシュートまでもっていく力がある選手。パスやドリブルはかなりの高水準。 気をつけたい選手だ。 控えのサイドハーフの土居はFWの先発の可能性もある。 ドリブルが得意で疲れた時にでてこられるとやっかい。彼には十分に気を付けたい。 控えのFW鈴木は体が強く。1対1に強い。そして度胸があり、どんなボールにでもくらいついてくる。大事な時間帯で出てきて強引なプレーをしてくるので、負けないようにしっかり守りたい。 鹿島は個々の選手のレベルが高く、遅攻ではボールを持ってしっかり時間をかけてボールを回し、守備の薄いところから崩して攻撃してくる。 そして、守備ではプレスが厳しく高い位置でボールを奪って素早く攻撃してくる。攻撃のメリハリがあるチームだ。 またカウンターも得意。 自陣の低い位置でボールを奪われるのは著しく危険 横パスや中途半端な縦パスをとられないようにしなければいけない。 試合開始のしばらくは前から厳しくプレスをかけてくる。そこをいなして前にパスを通さなければ、2次攻撃。3次攻撃を浴びてしまう。 またDFの裏を徹底的に狙ってくる。 DFは裏をとれないようにしなければいけない。 特に遠藤からのDFの裏に出すパスは用心しなければいけない。 セットプレーは注意したい。鹿島はセットプレーを得意にしており、一瞬の判断ミスが失点につながるので十分に集中して気をつけたい。 特にコーナーには気をつけたい。 鹿島のサイドハーフは中に寄せ、トップ下のような形になる。そしてサイドバックは高い位置をとり、攻撃を仕掛けてくる。 まずは鹿島のサイドバックを上がらせないことだ。 特に鹿島の右サイドをいかに抑えるかがポイントとなるだろう。 また、前回対戦でこちらの左サイドを再三破られていた。相手の右サイドからの攻撃には十分に気をつけなければいけない。 そしてウイングバックは裏をとられないようにしてほしい。 大伍がサイドからえぐって中に入ってくるので大伍の動きに注意したい。 鹿島はこの試合は勝たなければいけないということでかなり前掛かりなって攻めてくるはず。そこをいかにいなして反転して攻撃を仕掛けるか。 守備ではボールはもたれると思うが、持たせるつもりでやってほしい。 こちらとしては積極的に前に出て攻撃を仕掛けたい。守備では厳しく前からプレスに行って、ボールを奪いショートカウンターを仕掛けたい。 また、サイドバックが上がったスペースを狙って攻撃していきたい。 ロングボールも有効だろう。サイドバックとCBの間のスペースに入り込み、ボールを受けて、シュートまで持っていければチャンスが広がる。 サイドの攻防が勝負を分ける。サイドで相手を押し込んで攻撃をどんどん仕掛けていきたい。 セットプレーもチャンス できるだけ相手ペナの近くで反則を誘い、FKを得よう。 またコーナーは鹿島はマンツーマンで守る。 ニアですらすとかショートコーナーを生かして変化をつけてシュートまでもっていきたい。 また、鹿島の弱点はレオシルバ。彼はボランチだがいろんなところに顔をだしてポジションを空ける癖がある。彼が空けたスペースを使ってそこを起点にして攻め込みたい。 鹿島には負ける、引き分けがいいところという下馬評が多いだろうが。この試合は是非とも勝ちたいし、勝てると思っている。 なによりチームの調子は上向き、鹿島には前回対戦で前半に大量リードされていたとは言え、後半は押し気味に試合をした。 残留決定がかかっている試合。ホームの力もある。明日は3万人のサポーターが集うはず。 鹿島にこれまでの借りを返そう。とにかくホームで勝利あるのみ。 コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |19:30 | 次節の展望 | コメント(4) | トラックバック(0)