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2017年03月17日

広島戦展望(結果が重要、とにかく勝って上昇気流に乗ろう。)

明日のホームの広島戦

  前節のC大阪戦は残念な引き分けだった。3試合でまだ勝ち点1しか得ていない。このホームの試合では勝ち点3をとらなければいけない。

  相手は広島。かなりの強敵だが、今シーズンはなかなか調子が出ていない。

その隙を狙って勝ち点3を獲得してほしい。

  広島は昨年は6位。佐藤寿人が移籍し、森崎浩司が引退し、昨年リーグ得点王のウタカもチームを離れた。工藤や新外国人のフェリペ・シウバを補強したが今のところうまくいっているとは言えない。

 昨年スタート時と比べ攻撃陣の迫力がなくなった印象だ。

 それでも森保監督の6年目を迎え、リーグ優勝を目標に戦っているチーム。今は低迷しているが、力のあるチームに間違いはない。

 広島は前節アウェイで鳥栖と対戦。
  序盤は広島が攻勢をかけるも、徐々に鳥栖が盛り返す。ボールを所有して攻撃のシーンが多くなる。15分、18分とシュートを打たれる。青山のパスから柴崎が抜け出てゴールを決めるもオフサイドの判定
 25分に青山縦パスを工藤が落とし、フェリペ・シウバがシュートを放つも、GKに防がれてしまう。
  そして前半終了間際鳥栖にFKを与える。
そのFKを原川に決められる。0-1
後半は広島が前に出て攻撃を仕掛ける。64分工藤のシュートは枠を外す。そして丸谷が2枚目のイエローをもらって退場。1人少なくなる。しかし、その後も広島が攻勢をかける。79分と82分にシュートを打つもGKに防がれる。最後は90分に青山がゴール前にパスを入れて最後は水本がシュートを打つが、相手のDFにブロックされ万事休す。
0-1で敗れた。

 広島システムは3-4-2-1。ポゼッションを基本として、サイドから攻撃を活発化かさせてくる。今年は高い位置から奪ってのショートカウンターも多い。
 基本的にボールを多く所有してショートパスで前線に運んでくる。
 しかし、中盤でボールを奪われ逆にカウンターを受けることも多い。
  

 ワントップの工藤は決定力があり、スペースに入っていくことがうまい選手。マークをつけられてもかいくぐる動き出しができる選手。
  彼には自由に動き回らせないようにしたい。

 シャドーの柴崎は足元の技術をもった選手で、高い戦術眼を誇っている。広島の攻撃の要と言っても過言ではないだろう。ケガで離脱していたが復帰してきた。彼を抑えることは広島の攻撃を抑えることにつながる。

 シャドーのもう1人のアンデルソン・ロペスはパンチ力溢れるシュートを持っている。1人でドリブルして突破できる選手。彼の前にスペースを空けてはいけない。

 左ウイングバックの清水は、縦の突破が鋭い選手。ドリブルが得意で小柄だがフィジカルが強い。1対1の応対が大切。彼に縦への突破を許してはいけない。

右ウイングバックはミキッチ。突破力があり、前に前にとどんどん仕掛けてくる。依然としてスピードがあり、仕掛けがうまい選手。彼の突破を許してはいけない。必ず複数で守っていきたい。

  ボランチの稲垣はアグレッシブな選手、運動量があり、GKとスイーパー以外はどこでもできるポリバレントな面を持っている。守備でもねばり強さを持っていて、堅い守備力を誇る。セカンドボール争いで負けないようにしなければいけな い。

 青山は日本を代表するボランチ。豊富な運動量があり、縦へのパスを得意としている。
彼には自由に仕事をさせないようにしっかりとプレスをかけていきたい。

 右ストッパーの塩谷は空中戦に強い選手。また、攻撃力でも目立った存在。最終ラインから上がっていって、前線までかけあがる動きもしてくる。
 注意したい選手だ。

  控えの宮吉はマークを外す俊敏な動きがあり、シュートの巧さも持っている。嫌なスペースに入ってくることもできる選手なので気をつけたい。

 控えのフェリペ・シウバはパス、シュート、ドリブルと全てに能力が高い選手。足元のテクニックがある。スルーパスが得意。しかし、いまいちまだチームにフィットしていない。先発の可能性もある。

 広島予想スタメン、サブメンバー

            50工藤

               30柴崎            44アンデルソン・ロペス

   16清水                                        14ミキッチ

                 15稲垣                6青山

             4水本     5千葉   33塩谷

                            1林

控え  GK21廣永、DF2野上、MF29森島、3高橋、31宮吉、10フェリペ・シウバ、FW22皆川



 広島は今調子が悪い。結果が出ていない。なにより守備がうまくいっていない。サイドから組み立て圧倒的に攻撃するもカウンターを受けて失点するシーンが多い。

  やはり助っ人のフェリペ・シウバが機能していないのとFWの工藤が1点はとっているはなかなか決定機を決められないということが響いているのだろう。

しかし徐々に流れもよくなってきている。前節、シャドーに柴崎が復帰して、青山とのコンビが威力を発揮してきている。
侮ってはいけないだろう。

 ボールポゼッション率も依然として高い。

 また正確なパスから大きなサイドチェンジをしてくる。

 そして青山の縦パスが威力を発揮する。

 簡単に縦パスを入れさせないようにしなければいけない。 

 FWにも厳しくあたっていきたい。
また、サイド攻撃が強力

  横浜FMまではいかないが、ミキッチ、清水のサイドの突破力は威力が十分
とにかくサイドの主導権争いで負けてはいけない。

  広島は今年、高い位置で守備をしているためか、中盤でボールを奪われるとフィニッシュまでもっていかれる危険性が高い。そのため体勢がととのわずファウルで相手の攻撃を止めることが多い。クリーンな広島のイメージがなくなってきている。
 
 こちらとしてはホームなので積極的に前に出て攻撃を仕掛けていきたい。

  相手DFの裏を狙ってどんどんスペースにランニングしていきたい。

 ボールを持たれるのを恐れてはいけない。ある程度ボールを持たせてやるという余裕も必要だ。

  こちらとしてはしっかりプレスをかけてカウンター。

 より高い位置でボールを奪えばビックチャンスにつながる。

 広島はコーナーはマンツーマンで守る。
 こちらのほうが身長が高いのでよい多くのコーナーのチャンスを得れば得点のチャンスが広がる。
 また、FKもチャンス。福森の正確なキックから得点をしていきたい。

 水曜日のルヴァンカップは勝ったが、まだリーグ戦勝利がない。広島相手とはいえホームなので必ず勝たなければいけない試合。

 惜しいとか善戦したとかは必要ない。結果が重要。とにかく勝って、上昇気流に乗ろう。



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posted by 孔明 |20:31 | 次節の展望 | コメント(6) | トラックバック(0)