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2016年05月27日

山口戦展望(中盤でいかにボールを奪えるかで勝敗が決まる。)

明日のホーム山口戦

 対戦する山口は昨年J3 1位。JFLから上がってきたばかりで圧倒的な得点力を背景にJ3を席巻、最後はやや疲れも見えて立ち止まることもあったが、最終的には堂々たる首位でJ2に上がってきた。今年は補強はJ3で実績のある中山、福井等を獲得。上野監督曰く「実質的にまん中くらいに行ければいい」ということで初めてのJ2に乗り込んできた。しかし、ここまでの成績は7勝3分け4敗の勝ち点24で堂々の5位
前節こそ長崎に完敗したが、前々節はアウェイでC大阪に4-2で逆転勝ち。またホームで千葉に4-2と勝っている。大げさに言えば山口の攻撃サッカーに戦慄してるJ2の他サポは多いだろう。
 山口の得点は21点と岡山と並ぶJ2最多得点。J2新参だが攻撃力は今やJ2でも屈指で、まったく侮れない存在だ。しかし、なんとしても勝たなければいけない。ホームなのでしっかり戦って勝利を得たい。

  前節はホームで長崎と対戦

 序盤から長崎にパスを奪われ危ないシーンが続く。
  7分相手にボールを奪われカウンターからボールをつながれ失点0-1
  11分中山のシュートはキーパーに
 11分左サイドを崩されボールをもたれそのままシュートを打たれて失点0-2
 中盤で長崎のプレスが厳しくパスがまわらない。
 23分左サイドを崩されクロスからシュートを打たれるもサイドネットに逃れる。
  36分左サイドで長崎がフリーになり、GKと1対1も一森がなんとか防ぐ・
37分島屋のシュートはDFに当たる。
 前半早くも2失点。なかなか攻撃の形を作れないで前半が終わる。

 51分庄司のミドルシュートは枠の上
 59分長崎のコーナーでこぼれ球を打たれバーにあたる。
 62分途中交代で入った岸田のシュートはキーパーに
 63分フリーになった島屋にボールが渡り。島屋のシュートは枠の上
 83分左サイドの香川からのクロスは合わない。
 87分ロングボールから岸田が落とし、加藤のシュートはキーパーに
 88分ロングボールに対応したDF2人がぶつかり倒れ、そのこぼれ球を入れられる。0-3
 完敗した。


  山口のシステムは4-2ー3-1
 人もボールも動くアクションサッカー。ボールをテンポ良く素早く回して、選手がどんどん後ろから出てくる。ショートパスをつなげて相手を崩し倒してシュートまで持っていく。その動きは攻撃的。しかし、攻撃的なゆえに守備がもろく失点も多い。前節も長崎に守備が崩壊。3失点を喫した。
 
  ワントップの岸田は怪我明け。昨年、一昨年と違ったディビジョンで得点王になっている。ゴールへの嗅覚がするどく、シュートが得意。鋭いドリブルも持っているので彼には前を向かせないようにしなければいけない。またDFの裏を抜けるプレーも得意。注意しなかればいけない。

  トップ下の福満は突破力に優れている。ドリブルしたり、フェイントかけて中に入ってきたり、ペナ内で仕掛けてくるのでファウルしないように気をつけなければいけない。

 右サイドはハーフの鳥養はキープ力にすぐれ、また、隙あらばペナ内に入ってくる。彼にはしっかりマークをつけて、中に入ってきてもボールを渡さないようにしなければいけない。

 左サイドハーフの島屋は献身的に上下動を繰り返し、ボールをもらう動きに優れている。いつのまにかペナ内に入ってきてシュートまでもってくる嫌な選手。しっかりマークしてDFしたい。__

 ボランチの望月は展開力のあるボランチ。視野が広く、パス能力も持っている。対応する選手はセカンドボール争いで負けないようにしなければいけない。

  もう一人のボランチの庄司は山口の好守の中心。山口のアクションサッカーを体現する選手。4月のJ2MVPでもある。彼のところからボールをが出てくるので、しっかりプレスをかけて、自由にやらせないようにしたい。

  右サイドバックの小池はドリブルが得意。クロスも正確なものを持っているので彼をサイドで押さえつけて上がらせないようにしたい。

 左サイドバックの香川はしっかりとしたボール捌きが出来る選手。果敢なオーバーラップも持っており、いやな存在。クロスの精度も高く、対応する選手はしっかりとマークしたい。

  控えのFWの中山は上背があり、ターゲットになれる選手。もしかしたら先発かも知れない。足元のテクニックもあり、ドリブルもできるので注意したい。決定力も持っておるのでフリーで持たせないようにしなければいけない。



 山口予想スタメン、サブメンバー
    
        9岸田 

        
8島屋     7福満     11鳥養
         
          6望月   10庄司    

3香川  33北谷   22ユン・シンヨン 4小池

        1 一森
                                                                
控え GK30村上、DF2宮城、5黒木、MF29三幸、17加藤、19星、FW32中山

  山口の攻撃力は高い。J2でも千葉やC大阪に打ち勝っている。くれぐれも用心しなければいけない。ワンタッチでパスをつなげてきて、崩して中に入ってくる。スペースがあればどんどん入ってきて手数をかけすにシュートまで持ってくる。
 ロングボールからDFの裏を抜けてくるのも得意。

 打ち合いにもって行くのは不利。できるだけオープンな展開にもって行かないようにしなければいけない。

 特に中盤の福満、鳥養、島屋の3人には注意したい。いずれも突破力があり、運動量がある。前からプレスをかけてきてボールを奪って素早いカウンターを仕掛けてくる。
 横パスやバックパスは要注意。引っ掛けられてカウンターは一番避けたいプレーだ。

 一方山口の守備はあまりよくない。ここまで19失点とワースト4位
 前に人数をかけているあまり後ろがすかすかになり、後ろにスペースが空くシーンが多い。
 ここを利用したカウンターで攻撃していきたい。

 山口はポゼッションのチームなのでパス数が多い。それを逆に利用して前線と中盤でプレスをかけてボールを奪い、そこから早い攻めでシュートまでもっていきたい。

  山口は個々の能力はさほど高くないので1対1で負けずにボールを奪っていきたい。
山口は運動量で凌駕するスタイル。涼しいドームで運動量を上げてきて動き回ってくるはず。

 こちらも運動量では負けずに動き回ってほしい。

 山口の失点はセットプレーが多い。総失点19点の内8失点はセットプレー絡み。
コーナーはマンツーマンで守る。高さが無いため、こちらのボールが正確ならばかなりコーナーは有利。セットプレーからも得点をとっていきたい。
   
  山口はボランチがボールを持つと必ずサイドハーフやトップ下がランニングしてくる。また、サイドハーフやトップ下がボールをもつと必ず後ろからボランチやサイドバックが上がってくる。この動きをしっかりマークしたい。

  そのためには中盤でボールを持った相手を潰すことだ。いかに潰せるかで勝敗は変わってくる。しっかり人数をかけて中盤でボールを奪いたい。 

 初物に弱いことは返上してこの試合は久しぶりのホームということもあり。勝たなければいけない。そして複数得点をとって勝ちたい試合だ。



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posted by 孔明 |19:59 | 次節の展望 | コメント(11) | トラックバック(0)