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2015年05月31日

C大阪戦展望(前からのプレスを厳しくして相手を混乱させよう。)

明日のホームC大阪戦。

 対戦するC大阪は昨年はJ1 17位。昨年はJ1でも屈指の戦力を持ちながら、J2へ降格してしまった。今年はレギュラーの大量離脱が心配されたが、主力では杉本、南野が移籍したくらいでほとんどの選手が残り、J2では圧倒的な戦力を有して、J1自動昇格を目指しているチーム。パウロアントゥオリ監督は「J1に上がるのが目標だが、その先J1での上位を狙えるチーム作りを目指す」と目標を語ってその先をも見据えている様子。   
 しかし、今シーズンの成績は6勝4分け5敗の8位。はっきりいって苦戦している。自動昇格を目指すにはもう負けられない位置にいる。このところ攻撃と守備のバランスがうまくとれずに引き分けや敗戦が多い。
  この5試合の成績は1勝1分け3敗とふるわない。このまま眠っておいてほしいというような成績だ。
  得点は25点とリーグ1位の成績を誇っている。しかし失点は17と多い。攻撃はいいのだが守備はよくないという状態が続いている。
 直近のホームの試合ではC大阪とは2012年に厚別で対戦1ー0で勝っている。そんなに苦手意識はないチームだといっていいだろう。しかし、相手はJ2では規格外の戦力を有しているC大阪。苦戦することは目に見えているが、ホームの利を有してなんとか勝って連勝を伸ばしたい。

  前節C大阪はアウェイで熊本と対戦。前半はボールを支配し攻勢をかけるが熊本の素早いプレスに苦戦してなかなか決定的なシーンまでもっていけない。それでもチャンスは何度かあった。中盤でワンタッチでボールがつながり最後はカカウがシュートを打つがキーパーに弾かれる。
 また、丸橋のロングボールからパブロがミドルを打つも枠の上でゴールまでには至らない。
 後半もC大阪がポゼッションで上回り攻勢をかけていく。しかし、なかなか決定的なシーンを演出できない。そういううちに監督がしびれを切らして前線の3人の外国人を代えてくる。3枚代えだ。日本人の連携を重要視したのだろう。交代してからボールをもって素早い攻撃をしかけるも最後のところでシュートが打てない。
  丸橋と吉野のコンビで丸橋が突破するも走り込む選手がなく決定的なシーンをつくれない。そして試合終了。スコアレスで終わった。熊本相手に勝ち点1は想定の範囲外だっただろう。

 C大阪のシステムは4-2-3ー1

  ポゼッション第一。ボールを保有してショートパスを重ね相手をパスで崩してシュートまでもっていく。縦パスを入れてそこからワンツー等を使ってシュートしてくる。ボランチからの正確なロングフィードで上がっているサイドバックまでボールを運びサイドから攻撃してくる。前線の4枚の選手の能力が高くこの4人で攻撃を完結させるほどの力がある。

 この試合は従来と同様に外国人の3人を並べてくるかどうかが注目。
  前節後半から外国人を全員代えて日本人だけで臨んだだけに外国人はフォルラン1人ということも十分に考えられる。

 ここでは外国人はフォルラン1人と予想する。
  日本人が多い方が連携が良いし、その方がやっかい。

 ワントップのFWの玉田はこれまでもやられてきた。今度こそは沈黙させたい。
  前線でキープできるし、球離れのよい選手。いずれにしてもしっかりマークして完全に抑え込みたい。

 トップ下の吉野は長期離脱から前節復帰してきた。テクニックがあり、スルーパスも出せる選手。思ってもいないパスを出してくるので注意したい。

 右サイドハーフのフォルランは説明不要の選手だろう。現在J2で得点リーダー。セットプレーのキッカーとしても優秀でどこからでも得点できるキックの精度を持っている。

 左サイドハーフの楠神はドリブルが得意。集中していないとサイドを破られてしまう。彼のところにかはしっかりとマークをつけたい。

 ボランチの山口蛍はさすがは日本代表経験者、ロングフィードも正確で縦パスもどんどん入れてくる。彼には自由にさせないようにしっかりプレスをかけていきたい。

  サイドバックは両サイドとも攻撃的。特に左の丸橋は正確なクロスを持っている。彼には自由にクロスを上げさせないようにしなければいけない。

  センターバックにはあの山下が入る。セットプレーでもその高さを生かしてくるので集中してマークしたい。

 C大阪は控えも豪華
 FWのパブロはパス、キックの精度、シュートとも高いレベルを持っており、先発で出てくるかもしれない。
  カカウはボールキープができ、足元の技術が高い選手。キックも強烈で
さすがワールドクラスというほどの選手。
 


 C大阪予想スタメン、サブメンバー
    
           玉田  

楠神     吉野  フォルラン

         扇原   山口

丸橋   染谷  山下   酒本
 
      キムジンヒョン

控え GK丹野、DF茂庭、MF橋本、長谷川アーリアジャスール、阪本、FWカカウ、パブロ


 C大阪は得点が多いが失点も多い。ワールドクラスの選手が何人もいて前線の攻撃力は凄いものがある。個人技には気を付けたい。彼らの攻撃的なサッカーは脅威だ。
また、ボランチには山口や扇原がいて正確なキックを蹴ってくる。特にサイドチェンジや意表の突くパスは要注意。
 
 また常にDFの裏を狙ってくる。DFは裏を取られないようにしなければいけない。
しかし、前線の守備力は低く、カウンターから失点を重ねている。付け入る隙は十分にある。

  C大阪はポゼッションをまずは大事にしてボールキープをしようとしてくる。ボールキープをしてできるだけ素早く攻撃することを主眼に置いてくる。

  こちらとしては簡単にパスワークさせないように前からのプレスを厳しく仕掛けていきたい。前節対戦相手の熊本は前からのプレスを厳しく仕掛けてC大阪の攻撃を混乱させていた。同じように前からのプレスをかけていこう。そして相手のパスをカットしてショートカウンターを仕掛けていこう。

  また、セットプレーにも要注意。フォルランがいるので特にペナ前からのFKをさせないように十分に気を付けて守らなければいけない。
 そしてもちろんペナ内での反則もしないように。手を使うことは厳禁だ。
 DFの裏を狙って攻撃したい。特に相手サイドバックが上がったスペースを利用したい。そこを使って素早く攻めたい。

  C大阪はコーナーはマンツーマンで守る。こちらはキックをニアやファーに散らしたり、ショートコーナーで相手のマークを外してシュートまで持っていきたい。

 C大阪は前節の引き分けでこのところ調子がよくない。首位との差も開いてきている。アウェイだが何が何でも勝ち点3をとりたいだろう。しかし、こちらも勝ち点3をとって首位との差を縮めたい。前回のホームでは、負けただけにホームで勝利を目指していきたい。

  まずはホームなので積極的に攻撃していきたい。相手にボールを持たれるにしても消極的ではダメだ。相手がC大阪なので内容は問わない。とにかく相手よりの得点をとって勝とう。
 ホームの大声援を受けて選手は思い切って戦ってほしい。


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posted by 孔明 |19:28 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)