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2015年05月05日

愛媛戦展望(相手のショートパスをひっかけて素早く攻めよう。)

明日のアウェイ愛媛戦。

 対戦する愛媛は昨年は19位、目標とするプレーオフにははるかに及ばなかった。今シーズンはチームの経理上の問題が生じ、選手やサポーターに動揺が走ったが、今年のスローガンである「全力前進」の下懸命にそれを払拭すべくチームは結束してきた。
   木山新監督の下「攻守において連係の良いチーム作り」を目指してキャンプをやってきた。メンバーは主力が何人か抜けたが、レンタル等で補強してなんとか、メンバーを揃えた。昨季からのメンバーの能力をさらに伸ばすことで今年こそはプレーオフ圏内を狙っているチーム。
 今シーズンの成績は5勝1分け5敗。ここ5試合は3勝2敗。ここまで4連勝が1度あった。ただこのところ2連敗している。
 しかし、千葉をホームで1-0で破った試合は見事だった。調子は下降線だが、ホームでの戦いなので負けられないだろう。3連敗を避けるために必死でやってくるはず。
  昨年の対戦成績ではホームで0-1負けて、アウェイではロスタイムに都倉のヘッドで追いついて櫛引の劇的なゴールで3-2で勝った試合だった。四国は鬼門だったが昨年の対戦で克服したはず。とにかく勝ち点3を狙って行こう。

 愛媛は前節アウェイで大宮と対戦。序盤は前の3人で崩す場面があったがだんだんと大宮ペースに。そして相手の攻勢を受ける展開に。
 そして前半の終わりに林堂が転んでボールを失い大宮の泉澤にボールをとられてゴールを許す。前半はシュートはゼロだった。
  後半は愛媛が攻勢をかける。惜しいシーンが何度かあった。林堂のフィードから三原が飛び出してGKと1対1にしかしこれはGKに防がれてしまった。また、三原のパスをGKと河原が競りあってこぼれたボールを西田がシュートも飛び出したGKに防がれた。
  試合の終盤には大宮の清水が2枚目のイエローで退場して相手10人に。そして一方的に攻めたてたが1点が遠かった。0ー1と惜敗した。
 
 愛媛のシステムは3-4-2-1

  ショートパスを重ねて相手を崩していく。サイドからの攻撃が得意。テンポ良くワンタッチでボールを繋いでシュートまでもっていく。
  ボールを走らせて人もボールも動くサッカーを目指している。

 ワントップの西田はボールをキープできシュートの意識が高く、上背はないがヘッドが強烈。突破力を持っている選手。前を向いてボールをキープされないようにしなければいけない。

 シャドーの河原はポストプレーもでき、前線の動き出しがよい選手。得点力もあるのでしっかりマークしたい。彼は今年も既に4ゴールしている。愛媛では一番注意したい選手。
                                          
  シャドーのもう一人の瀬沼は高さがあり、空中戦にめっぽう強い、そして裏への飛び出しが得意。また、得点力ももっており、DFは細心の注意を払って対応して欲しい。

  右ワイドの藤はドリブルが得意。スピードがあり、右からの飛び出しが得意なだけに相対するサイドはポジショニングをしっかりして負けないように対応しなければいけない。

 左ワイドの三原はオーバーラップが得意。サイドの主導権争いに負けないようにしっかり低い位置で押さえつけたい。また、できるだけクロスを上げさせないようにしなければいけない。

 ボランチの一人岡崎はG大阪からの移籍。テクニックがあり。攻守の要。正確なパスを持っているだけに厳しくプレスをかけていきたい。

 CBの浦田は守りだけではなく攻め上がりもしてくるのが特徴。チャンスとあらば前線に上がってくるので注意が必要。

 また、控えの渡辺亮太は190cmの上背があり、前線でターゲットになる選手。パワープレーの時に出てくるので注意したい。

      愛媛予想スタメン
    
            西田  

     河原    瀬沼 

三原                              藤

      岡崎  秋山

   浦田   江口    林堂
 
        児玉


  愛媛はホームで強い。今シーズン好調な千葉をホームで破った。また、昨年は連勝を続けていた湘南をストップさせたのも記憶に新しい。
 加えてコンサに不利な四国。
 勝つのは並大抵なことではないだろう。しかし、昨年ロスタイムに2点とってアウェイで勝ったことを思い出せばここで厄を払ったとも言えるかもしれない。

   愛媛の攻撃はワンタッチ、ツータッチでポンポンとパスをつなげて素早く攻撃してくるスタイル。特に前線の西田、河原、瀬沼の3人の連係や個人能力は高い。

  よほどしっかり対応しなければやられてしまうだろう。

 システムは同じでミラーゲームになる。ミラーゲームは一般には個人の能力によって左右される。愛媛は個人の能力は決して高くはないが、組織で戦ってくる。こちらもしっかりハードワークして戦わなければいけないだろう。

 連戦の終盤だけに疲労が溜まっているはず。しかし、連戦ももう少しで終わる。アウェイだが、しっかり戦って勝ってホームの試合につなげたい。
 こちらとしては相手がポゼッションを高めてくると思われるので、前線からプレスをかけてパスの精度を低くしてボールを奪ってカウンターに持っていきたい。

 パスを繋いでくる相手にはやはり前からのプレス。体力的にきついだろうがやり続けてほしい。 

 サイドからの攻撃も仕掛けていきたい。3バックのサイドのスペースに入り込んで人数をかけて攻撃していきたい。
  コーナーは愛媛はマンツーマンで守る。
 ショートコーナーやトリックプレーでマークをずらしゴールを決めていきたい。
 連戦の四国だけに結果だけが必要。内容は問わない。勝ち点3だけとってほしい。 

 とにかく厳しい戦いになるだろうが勝ってホームにつなげよう。



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posted by 孔明 |21:07 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)