2015年04月25日
岡山戦展望(これまでアウェイで負け続けた4年間のリベンジをしよう。)
明日のアウェイ岡山戦。 対戦する岡山は昨年8位。昨年もPO圏争いをして惜しいところでPO圏を逃した。もはやPO圏争いの常連と言ってもいいだろう。 今シーズンは監督も長澤監督に代わり主力級も何人か手放したが、それでも岩政、加地の元日本代表を加え、ベテランと中堅、若手がバランス良く配置され、戦力は落とさなかった。いよいよJ1昇格へ具体的な目標を定めたところ。 今シーズンはこれまで4勝3分け1敗の5位と良い位置をキープしている。これまでの相手は大宮、C大阪、千葉、磐田など難敵が多かった。そしてこの成績は上々といえるだろう。このままさらに上位をうかがいたいところ。ホームなので是が非でも勝ち点3を狙ってくるはず。 対岡山はアウェイでは4連敗中。この競技場ではまだ勝ったことがない。今年こそはアウェイでリベンジをはたしたいところ。相手は相性の良さをはかって勝ち点3を計算しているだろう。もちろんそうはさせてはいけない。今年こそ勝ち点3をなんとしても岡山から奪い取ろう。 岡山は前節はホームで熊本と対戦 前半岡山は熊本の前線からのプレスに苦しみなかなかボールを前に出せない。そして熊本平繁に決定的シュートを打たれる場面もあった。しかし、これをしのぐとコーナーからチャンスを作る。岩政のヘッドで惜しいシーンを作ると右サイドフリーになった加地のクロスを伊藤がヘッドでゴール。1-0とする。その後のカウンターからチャンスを作り、相手キーパーのミスキックから押谷のシュートはキーパーに防がれるが決定的なシーンを作る。 後半は熊本がポゼッションして岡山がカウンターというスタイル。そしてFKからのこぼれ球を染矢が蹴り出したボールを矢島がけり込んで2-0 最後は矢島のロングフィードから押谷が絶妙なトラップでキーパーをかわし3点目 勝負を決めた。その後岩政のヘッドがポストにあたる惜しいシーンもあったが得点できず。ロスタイムには熊本のシュートがポストにあたる危ないシーンがあったがしのいで3-0で勝った。点差はあったが点差ほど実力差はなく、熊本のポゼッションの隙をついて岡山が決定機を決めた試合だった。 岡山のシステムは3-4-2-1 前線からの激しいチェイシングでボールを奪ってからのショートカウンターを得意とする。全員がハードワークをしてさぼらない。 特にワントップ2シャドーの前からのプレスは徹底している。 また、ワントップの押谷に当てて展開していくプレーが多い。 そして守備が堅い。CB岩政を中心に最後は体を張って守っいる。 堅守速攻が持ち味。 また、今年は特に奪ってから縦に速い攻めをしてくる。 ワントップの押谷は岡山のエース。前線からのプレスをいとわず、チェイシングしてくる。そんなに上背はないが、ポストプレーがうまく、前線で起点になるプレーをしてくる。彼には前を向かせてプレーさせたくない。しっかりと抑え込みたい選手だ。 シャドーの1人染矢はドリブルが得意。狭いところでも入っていく器用さも持っているだけに嫌な選手だ。彼の突破には用心した方がいい。 もう1人のシャドーの矢島は前節ゴールもあげている。U-22の代表で足元のテクニックがあり、キックが正確。シュート力も持っており、自由に動かせないようにマークしたい。 右ワイドの加地はさすが元日本代表のプレーをしている。クロスの精度も高く、ためがつくれる。彼には簡単にクロスを上げさせないようにしなければいけない。前節の熊本はノーマークでクロスを上げさせていた。これではダメ。 左ワイドの田所は運動量が豊富でアップダウンが激しい。このサイドは前掛かりになってくるのでできるだけ前でプレーさせないことが肝心。 守りは岩政がいるので堅い。特にハイボールに強いので簡単にロングボールはダメだろう。 控えには正確なキックを蹴る伊藤がいる。前節得点もとった。調子を上げているだけに嫌な存在だ。また、片山は体が強く、パワフル。強烈なシュートを持っており、ミドルシュートも打ってくる。しっかりとコースに体を寄せないとやられてしまうので要注意。 岡山予想スタメン 押谷 染矢 矢島 田所 加地 千明 渡邊 竹田 岩政 久木田 中林 岡山とはアウェイで相性が極端に悪い。1分け4敗だ。この試合ではいかにこの鬼門を乗り切るか。 岡山はしっかりとしたプレスからカウンターを仕掛けてくる。いかにこのプレスをかわして攻撃をしかけるか。もともと前からガツガくるチームには弱いので精度の高いプレーを終始しなければやられてしまうだろう。 岡山の攻撃では押谷に当ててシャドーが突破してくる攻撃に注意。2列目、3列目からどんどん飛び出してくるのでしっかりとフォローしたい。 岡山はサイドの攻撃も積極的。特に左サイドの田所はどんどん上がって仕掛けてくるのでサイドの争いには負けないようにしなければいけない。 また、センターバックも積極的に上がってくる。特に久木田は元FWだけに決定力がある。センターバックの攻め上がりにはしっかりマークをしたい。 セットプレーは岩政が高さがあるので要注意。集中していないとやられるので絶対にマークを外さないようにしなければいけない。 こちらとしてはサイドの相手のスペースを利用した攻撃をしたい。そこに人数をかけて どんどん入り込んで攻撃を仕掛けていきたい。 ロングボール一辺倒ではだめだが、ロングボールを効果的に使いたい。特に前線に送るロングボールが効果的。また前線のスペースに出すパスもどんどん入れていきたい。 相手が前掛かりになってくればカウンターも効く。しっかりプレスをかけてボールを奪って素早く攻撃すればチャンスも生まれる。 そして決定的なチャンスは逃さないことだ。 チャンスは何度もあるわけではない。少ないチャンスでもいかしていきたい。 岡山はコーナーはマンツーマンで守る。上背がある選手は少ないのでこちらの高さを生かしてしかけていきたい。 同じようなボールではワンパターンになる。ニアやファーに意図あるボールを蹴って得点につなげたい。 とにかくアウェイでは岡山は鬼門。しかし、いつかはこれを打破しなければいけない。 一人一人がハードワークをして一歩先に進む勇気をもって戦ってほしい。 これまで負け続けた4年間のリベンジをしよう。GWの初戦をとにかくとろう。 コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |19:13 | 次節の展望 | コメント(7) | トラックバック(0)