2015年02月09日
J2各チーム戦力補強状況 3
各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強状況を見ていきたい。 今回は3回目岡山、水戸、東京V、群馬、愛媛、讃岐、金沢の7チーム 岡山は退団者がDF後藤、ボランチ上田、MF石原、FWの荒田と主力級がチームを去った。その代わりに海外から元日本代表のサイドバック加地、センターバック岩政と力強いメンバーが加入した。そして愛媛からボランチの渡邊、大分からボランチの伊藤が加入、浦和からレンタルで生きの良い矢島を加入させ、昨年と遜色ないメンバーを揃えた。 なによりベテランの加地、岩政の加入は大きいだろう。 ただ、アタッカー陣の加入がもう1枚ほしかったところだろう。 でも概ね良い補強をしたのではないだろうか。 水戸は9人退団して7人が新加入 退団者にはCBの尾本、富田、サイドバックの広瀬、ボランチの中里、MFの小澤、西岡FWの鈴木隆行、オズマールらがいる。 新入団選手はFC刈谷から山崎、ボランチに湘南から岩尾、サイドハーフに松本からパクカンイル、FWに湘南から宮市など 退団者に比べて、加入選手は小粒な印象が拭えない。 CBに即戦力の補強がなかったのと、FWも宮市と高校生ではかなり苦しいだろう。 他のチームと比べるとやはり補強は厳しいと言わざるを得ない。 東京VはCBのキムジョンピル、ボランチのニウド、鈴木惇、MF前田、FWの常盤ら10人が退団。 代わりにブラジル人の3人を含む8人が加入した。 ブラジル人はセンターバックのウェズレイが相模原から、そしてサイドハーフには中国からブルーノコウチーニョ、ブラジルからFWアランピニェイロが加入。 その他は鳥取から安田が復帰。ユースから2人昇格した。 やはりこの3人のブラジルがどれだけ活躍するかにかかっているだろう。 新加入のブラジル人達に頼らざるを得ないので、不確実といえば不確実か 群馬はFWの平繁、ダニエルロビーニョが抜けた穴が大きい。他にはGK岩丸が引退、内藤が移籍。CBのクォンハンジン、SB瀬川、ボランチ永田、加藤、FW青木孝太、エデルら大量13人が退団。 新加入は山形からサイドバック小林亮、ボランチ松下が横浜FCから復帰、他はブラジル人の3人。ボランチのアクレイソン、サイドハーフのオリベイラ、FWのダンケ 新加入は大学生を含め12人 特にFWは強力2トップを失った代わりとしては補強しきれていない。攻撃力はかなり落ちたか。FWのダンケと他に得点を取る選手がでてこないと苦しい。かなり戦力は下がったか。 愛媛は退団者がDFキムミンジェ、MFハンヒフン、ボランチの渡邊、MF堀米、MF原川、FWリカルドロボらの9人 新加入は松本からウイングバックの玉林、G大阪からMF岡崎、清水からMF藤田。清水からFW瀬沼ら6人 痛かったのは堀米と原川の退団だろうか。ただこの2人はレンタルだったのでやむを得ないだろう。新加入ではMF岡崎とFW瀬沼に期待だろうか。 しかし、この2人を含め新加入の6人の内レンタルが3人というのも毎年のこととは言え自転車操業と言われてもしかたがないだろう。 粉飾決算が発表されたチームでお金がないとは言え、レンタルに頼らざるを得ないと言う体質はいい加減に変えなくてはいけないのではないか。 讃岐は今年は自動残留が目標児童 退団者はGKの森田、DFの持留、ソンハンキ、FW西野ら7人 新加入は山形からGKの清水、京都からCBの高橋、群馬からボランチの永田、熊本からサイドハーフの仲間、FWは町田から木島徹也と主力級が加わった。 特にGKの清水はベテランで、チームを引っ張っていける存在は心強いだろう。 ボランチの永田は運動量が豊富でパスセンスもある。 そして熊本からレンタルの仲間。よい選手をとった。彼はチームの中心になって活躍できる選手。 トータルではよい補強をしたのではないだろうか。戦力は確実に上がったと思う。 金沢はJ2初参戦。今年はJ2残留が目標だろう。 退団者はDF保崎、姜成浩、MF越智ら6人 新加入は清水からDF廣井、栃木からチャヨンファン、山形からボランチの秋葉、FWはブラジル人のジャーンモーゼルら6人。 やはりJ2で戦うために経験者を含め補強してきた。 そのなかでチームの中心に成りうる選手はボランチの秋葉だろう。山形で試合経験が豊富。黒子役にもなることができ、バランスをとる役をする。 また、センターバックの廣井も経験が豊富。 J2の初年度としてはよい選手をとったと思う。 補強は少ない補強費でだいたい納得いく補強ができたのではないだろうか。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
posted by 孔明 |20:27 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)