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2014年07月04日

長崎戦展望(DFの裏を狙ってパスを通せ。)

明日の長崎戦。

 対戦する長崎は昨年6位。J2初参加ながらプレーオフに参入してJ1昇格にはならなかったが素晴らしい成績を収めた。
  今年も高木監督の下、昨年以上の成績を収めるべく目標を定めている。補強もピンポイントで各ポジションに配置した。そして6月になって補強した深井がチームにフィットしはじめていて大きな戦力になっている。

  昨年はアウェイで引き分け、ホームで勝っているが油断のならないチーム。また苦手なアウェイの試合だが連勝をしているので少しでもその連勝を延ばすために勝ち点3がほしところ。また、この試合でシーズンが折り返しに入る。最後の前半戦だけに勝利で締めたい。

 長崎は現在6勝9分け5敗の11位。ここ5試合の成績は1勝3分け1敗と調子が出ていない。シーズン当初は出足はよかったがここのところ勝ちきれない試合が多く、昨年よりも低迷している印象がある。また怪我人も多く苦労している。しかし、ホームでしっかり勝って上位進出に向けて進んで行きたいところだろう。

 前節はアウェイで富山と対戦。前半は雨のピッチでハードなプレストロングボールを中心に攻め立てたが決定的なチャンスを作れずスコアレスで終了。後半は押し込み深井の飛び出しから惜しいシュートや前田の決定的なシュートもあったがなかなか点が取れずに終盤に。終盤は相手にペースを握られ危ないシーンもあり耐えていたが、最後にコーナーからのこぼれ球を決められ試合終了
 惜しい試合逃した。
  
  長崎のシステムは3-4-2-1のツーシャドー
 守りでは激しくプレスに行って複数人で相手を囲みボールを奪取する。攻撃では縦に早い攻撃でロングボールでワントップに当ててから展開するパターンが多い。また、サイドからのクロスで得点をすることも多くなっている。

 ワントップは佐藤洸一。高さがあり、体が強くボールの収まりどころがあってシュート力もある。DFはしっかり複数で守って前を向いて自由にプレーさせないようにしなければいけない。
 シャドーの東はドリブルが得意で突破力がある選手。シュートセンスもあるだけにしっかりマークをつけたい。
 もう一人のシャドーの深井は運動量があって、動きが早い選手。あちこちに顔を出してきてDFの裏を抜けるプレーを頻繁にやってくるので長崎で一番注意しなければいけない選手だ。

 左のワイドの野田はクロスの精度が高く、運動量がある。簡単にクロスを上げさせない守備が必要だ。

 右ワイドの神崎は運動量があり、シュートの威力もある選手。突破させないようにしっかりマークしなければいけないだろう。

  ボランチの奥埜は攻守の中心
  彼のところからボールが出されるだけにしっかりプレスをかけたい。

 長崎先発予想メンバー
    
 佐藤洸一

       東  深井

野田         神崎

   前田  奥埜
          
  高杉  山口   下田

        大久保 
           
 

 長崎は個の力はさほどないが今年も高木監督がよく組織を整備して戦えるチームにしている。前線からのハードプレスは健在。良く鍛えられているチームだ。
  また、攻守の切り替えが速くボールを持って逡巡しているようだと一瞬でボールを奪われ攻撃を受けてしまう。

 現在の攻撃の要は深井だ。昨月加入して早くもチームの中心選手になっている。彼の突破には十分に気をつけたい。

 そして蒸し暑さにも気をつけたいところ。北海道にはない梅雨の蒸し暑さで体力が奪われてしまうので、給水や交代に腐心したい。

 相手は3バックなので定石ではサイドを攻めていきたい。素早い攻守の切り替えをして
守備の形が出来る前に攻撃を仕掛けたい。

  そしてDFの裏への飛び出しも仕掛けて欲しい。前節宮澤がやったようにチャンスはあるはず。何度も繰り返しせばラインを下げることにも繋がる。トライして欲しい。
 また、ショートパスを重ね相手を崩すこともやってほしい。アウェイでどれだけやれるかやってみてほしいところ。 

 コーナーは相手はマンツーマンで守る。こちらとしてはショートコーナーやトリックプレーで相手を崩していきたい。

 アウェイは開幕戦から勝ちがない。このままではいけないだろう。上位に進出するためにもアウェイで勝ち点3をとらなければいけない。

 リーグ戦中断前の試合。精一杯戦って勝利を掴んでほしい。


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posted by 孔明 |20:35 | 次節の展望 | コメント(4) | トラックバック(0)