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2014年02月25日

J2各チーム勝手にチーム力検討2

 各チームは来週の開幕に向けて準備中。最後の練習試合も行われて後は開幕を迎えるのみ。移籍も概ね終わり戦力が確定した。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。

 2回目は中位争いをしてあわよくば昇格争いに絡んでくると思われる7チーム

 千葉、横浜FC、大分、岡山、水戸、富山、岐阜

 千葉は米倉の退団の穴をどのように埋めるがポイント。
 代わりの右サイドバックは横浜FMから移籍した天野だろうが、攻撃のアクセントが減ってそれだけ攻撃力が落ちた。
  左サイドバックも高橋から中村太亮に変わってどんな攻守になるのか気になるところ。
 攻撃力は落ちたといっても前線のメンバーがほとんど変わらなかっただけにJ2では力のあるチームに変わりはない。トップのケンペスと森本が点をとれば昇格争いに入る可能性はあるだろう。ただ、昨年よりも確実に力は落ちていると思われる 横浜FC外国人の働きが成否を握る。トップのホナウド、CBのドウグラス。彼らが額面通りに働けば昇格争いにも加わる可能性はある。
 それからボランチの松下は計算できる。攻撃はFWのホナウドと組む黒津が活躍できるかどうかも鍵になるだろう。また、中盤の野崎や寺田が1年を通じて働けばかなりよい位置までいくのではないだろうか。また怪我で昨年出場機会の少なかった西嶋と市村がどんな働きするのかも注目。
 このチームは攻守の歯車が噛み合えば昇格争いに加わってくるだろう。 

  昨年はJ1でワースト記録を次々を作って降格した大分。元々J1で戦えるような力がなかったチームだった。今年はうまくいけば昇格を争うレベルくらいのチームだと思う。昨年から森島などが抜けて得点力が落ちた。そのカバーは名古屋から移籍した田中と現有戦力でまかなうしかない。守備では昨年のメンバーが残って計算できることがメリット。田坂監督が続投しただけに戦術が変わらないのは強み。攻撃では木村や西の中堅が引っ張りらないといけない。また守備ではCBの高木や阪田のベテラン頼り。いずれにしても残った選手が頑張らないと昇格争いには加われないだろう。

 岡山は押谷が残留したのが大きい。そして効果的な補強は確実に戦力をアップさせた。FWの久保はこれまでいなかったポストプレーが出来る選手で2列目からの攻撃を活性化させるピースになるはず。
 また、昨年は怪我がちだった荒田が1年を通じて活躍すれば得点がかなり多くなる。また、中盤はメンバーが変わらず、能力の高い選手がいるだけに勢いに乗せると怖いチームだ。注目したいのはトップ下の石原。彼が活躍すればおのずと勝ち星も増えるだろう。
 J2で台風の目になるかもしれないチームだ。


  J1に主力選手を獲られ、補強はあまりうまくいかなかった印象の水戸。しかし、元々前線に良い選手を多く抱えるだけに、それを動かす中盤が働けば得点力は昨年とさほど変わらないような気がする。
ただ、いなくなった橋本の穴は大きいか。大黒柱だっただけに、代わりの選手はなかなか見つからない。
 中盤で10番をつける船谷や吉田、小谷野に期待することになるだろうが、このチームはいかに中盤が頑張るかにかかっている。
 今年も鈴木隆にかかる期待は大きいだろう。彼のキープ力から攻撃するパターンが多くなるはず。中盤の選手のより一層の奮起が求められる。

 富山はソ・ヨンドクとキム・ヨングンに2人の韓国人が残留したことが大きい。また、中島や三上の獲得で攻撃力はアップした。それに苔口や西川、白崎が加わればJ2でもかなりの攻撃力を持ったチームとなる。守備では船津の移籍が大きいが、秋本が頑張るだろう。GKは守田がいなくなった穴は大きいが、移籍してきたベテラン水谷が穴を埋めそう。正直昇格争いは厳しいが、今年は10位以内を狙うらしいのでうまくいけばその目標は達成できるような気がする。

 
 岐阜はスポンサーがついてかなりチーム力が上がった。メンバーもかなり変わった。
昨年とほとんど違うチームになったと言えるだろう。
  ベテランを積極的に獲得。要所要所に配置した。守備ではCBに木谷と深谷で安定感が増した。また、外国人のボランチヘニキ、FWナザリトがどれだけ活躍するかにもかかってくる。注目は左サイドハーフの高地。横浜FCでもパスセンスのよさと突破力で攻撃に必ず絡んできた選手。岐阜でも活躍が期待される。
 移籍選手のおかげで昨年より確実にレベルがアップした。後はラモス監督がどんな采配を見せるか楽しみなチームである。


  勝手に叱咤コンサ外伝

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posted by 孔明 |21:11 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(0)