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2013年12月13日

今年を振り返る5DF(サイドバック)編

 サイドバックは日高と上原がレギュラーを獲得し、1年を通じてほぼ万全だった。
ただ、控えメンバーの層が薄く、彼らが出場できないとかなりの不安があった。


 日高はシーズンの序盤は股関節痛で出遅れたが、ポジションをとってからは二度と他の選手に奪われなかった。激しく上下動するスタイルは健在で、右サイドを駆け上がってのクロスから得点を生み出した。
 そしてゴール前にも積極的に参加。山形戦、砂川のクロスからのヘッドでの得点は記憶に残ったプレーだった。

 上原は今年になって左サイドバックのレギュラーになった。抜群の身体能力と高さで空中戦を支配。サイドをスピードを生かしたドリブル突破で走っていく姿は爽快感があった。終盤息切れしたのか調子はいまいちだったが、1年を通じて活躍したのは大きいだろう。何しろ初めての1年を通じて出ずっぱりのシーズン。ペース配分が大変だったのはあたりまえか。
 スケールが大きいサイドバックとしてかなり注目を浴びたのではないだろうか。

 はシーズン当初、監督は左サイドバックのスタメンとして期待していたのではないだろうか。もらった背番号と、DF登録に変更したことでも期待度がかなりのものがあったはず。しかし、度重なる怪我でほとんどリーグ戦に出場できなかった。後悔が残った年だったろう。ただ、彼は、まだ若い。しっかりと怪我をしない体にして来年こそフル出場できるようになってほしいと思う。

 小山内は日高が出場できなかったときに何試合かリーグ戦に出場した。得意の上下動で魅せてくれたが、守備には課題が残った。
 その運動量は凄いものがあって攻撃ではかなり力になっていた。ただ、彼は怪我が多く、1年を通じて活躍できなかった。まずは万全な体調にしてレギュラー争いに名乗りを上げて欲しいと思う。

 松本はル-キーイヤーのこの年、もう少し試合に出場したかったのではないだろうか。
 左サイドバックとして出場したが、まずまずの働きだった。1対1に割と強く、とにかく一生懸命に守備をやっていたのは好印象。攻撃参加も積極的だった。ただ、クロスの精度が悪く、何度か素晴らしいクロスを見せたこともあったが、だいたいは明後日の方向に行ってしまうのは克服しなければいけない課題だろう。
 そして守備はもっと鍛えなければいけない。攻撃参加はいいものをもっているだけにより守備に攻撃にスケールアップを期待したい。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |20:08 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)