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2013年02月28日

J2各チーム勝手にチーム力検討3

 来週からJ2リーグが始まる。各チームの状況はどうか。勝手にJ2各チームのチーム力を検討していきたい。最終回は下位争い、降格争いをするであろう7チーム
(群馬、松本、富山、鳥取、岐阜、愛媛、長崎)

  群馬は15人が加わり、メンバーががらりと変わった。システムは3-4-2-1のツーシャドー。攻撃では実績のある平繁が中心。新外国人のエデルがどれくらいやるだろうか。2シャドーの位置には小林と青木が入る見込み。
 昨年までボランチをしていた松下と櫻田のコンビに代わり、加藤と黄が入り、新コンビヲ担う。ここがどれだけ機能するか。スイーパーは増田と新外国人のジュニオール・アウベスの争い。「野武士のように荒々しいサッカー」を標榜しているらしいが、はたして懸案の守備は大丈夫だろうか。

  松本は昨年J2初参戦にして、12位と躍進した。今年はJ1昇格を目指しているらしいが、反町監督の再生工場(選手起用)が今年もうまく機能するかどうか。システムは3-4-2-1の2シャッドー。
 選手を大幅に入れ替えたことで、どんな影響がでるか。
  移籍した岩沼はかなり重宝されているらしい。ボランチにウイングバックにストッパーにと試されており。今はボランチが定位置に近いらしい。
 攻撃では塩沢がエース格。昨年11点取った彼の他に長身の長沢と層が厚くなった。
 シャドーは北井、船山、吉田、弦巻と争いは激烈。
  守備は昨年の堅さを今年も堅持するか。スイーパーは多々良と飯尾の争い。守備は昨年の堅さをそのまま継続したいだろう。    

  富山はシステムを昨年のダブルボランチの3-2-4-1からアンカーを置いた3-1-4-1-1に変更した。
 プレッシングを基本とした攻守をスピーディーにするサッカーを基本とする。その攻守の中心はアンカーの森
 そして一列前のインサイドハーフには2人の韓国人ソ・ヨンドクとキム・ヨングンが攻撃の司令塔となる。
 トップは昨年不完全燃焼だった西川がどれだけ得点がとれるか。
 ベテランの黒部と苔口が今年もキープレーヤーとなる。
 ストッパーには船津の復帰が大きいか。
 スイーパーは御厨が怪我をしただけに開幕戦は難しそう。その場合には吉井がかわりに出場しそうだ。
 選手個々のレベルでは今年も残留争いをしそうだが、いずれにしてもインサイドハーフの2人の韓国人のできがチームの浮沈を握ると言ってもよいのではないか。

  鳥取はここにきて3人の外国人を補強。その外国人はフィットするか。
 センターバックは戸川が怪我で開幕は出場できない。
 その代わりは柳楽と新外国人のラファエルか
 ボランチには新戦力の横竹が中心、彼が攻守に幅広い活躍をすれば鳥取は躍進するのではないだろうか。その相方はミスターガイナーレ実信か新外国人のレジナルドか。
 攻撃は新戦力の永里がサイドハーフで中心になる。彼が輝きを見せればかなり鳥取の戦力になるだろう。
 FWは久保と岡本になるだろうが、特に岡本には期待しているだろう。
 昨年ワースト失点を記録した守備が気になるところ。サイドバックに千葉から武田が入ったが懸案の守備でどれだけ貢献できるか。
 新外国人がフィットすれば降格争いは回避できるだろうがそうでなければ今年も降格争いをしそうな感じが強い。

 
 岐阜は攻撃陣に点取屋がほしいところだ。美尾を中心に考えるとそこからFWの井上、山崎、サイドハーフの染矢がどのくらい点をとるか。ボランチは服部、リ・ハンジェが安定しているだけに昨年からの課題である得点力の向上を図りたいところ。
  守備は昨年後半からずいぶんとよくなったので、そのまま継続したいだろう。
 DFの競争も激しくなってきたらしい。CBは田中と関田だが、新外国人のデズモンドと身長の高い新井も割って入るか。  
  新外国人のデズモントが使えるならばレベルが高い争いができそう。
 ただ、やはり課題は攻撃だろう。どうやって点をとるのか。攻撃陣の奮闘を期待したいところだろうが、全体的に見て降格争いは免れないのではないか。

 愛媛はFWの有田の穴が大きいか。代わりはFC東京から移籍した重松だが、どれだけ点がとれるか。練習では河原のワントップも試しているらしい。
 シャドーの横浜FMからレンタル移籍してきた松本に現横浜FMの斎藤を思い浮かべ期待しているサポーターも多いのではないだろうか。
 しかし、怪我人が多くて4バックではなく3バックも試しているようで苦しい布陣を強いられているようだ。
 ただ、頼りはボランチの名古屋から移籍した吉村の経験と能力。相方のトミッチとともに攻守のキープレーヤーだ。
  サイドハーフの謙伍がどれだけ点に絡むプレーができるかもポイント
 しかし、攻守ともに決め手を欠き、降格争いを演じるのではないだろうか。

 長崎はJ2初参戦でかなり補強をした。昨季の選手が控えに回ることが多く、JFL次代と比べレベルアップをした。特にストッパーとスイーパーは経験豊富な高杉と山口が入り昨年のJFLMVPの河端が控えに回る公算が高い。この並びで組み失点をなるべく抑えたいはず。
 攻撃陣は佐藤の加入が大きい。ポストになれる選手だけに、佐藤を柱とした布陣で攻撃を仕掛けていきたいところ。
 システムは3-4-2-1の2シャドー
 幸野と神崎が2シャドーの位置でどれだけ攻撃に絡めるか。
  ただ、練習試合でもなかなか得点がとれず攻撃に課題があるらしい。
 残留を争いには巻き込まれるような気がする布陣だが、地元出身の高木監督がどんな采配を見せるかが注目だ。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:41 | J2チーム | コメント(0) | トラックバック(1)