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2013年01月09日

古田の海外挑戦に思いは複雑

 今日の日刊スポーツには古田がデンマーク1部のブロンビーのトライアウトを検討しているという記事があった。

「既に代理人を通して、受け入れ先のブロンビーと交渉中。早ければ週明けの14日にも正式に参加の可否が決定する。」そう。

 過去には磐田の前田や駒野が海外チームのトライアウトを受けたが、いずれもまとまらなかった。

 トライアウトを受けたからって即移籍とは限らないが、トライアウトで合格すれば、海外移籍という道も広がる。古田は以前から海外移籍を念頭に置いていると言うことは知っていた。ただ、今なのかという感は強い。

 古田自身は「今季は札幌に残ってプレーすることが最優先。今回のトライアウトは、あくまで選手として可能性を広げるためのアピールチャンスとしして検討している。」らしく、スポーツ報知によれば国内からオファーはないそうであくまでもコンサが優先すると考えているらしいが、話がとんとん拍子で進めば、移籍の可能性もある。

 デンマークのブロンビーと言うチームはそこからビッククラブに移籍する飛躍の第一歩を果たせるチームらしい。海外進出の第1歩としては文句ないチームとのこと。

 本人の向上心を大切にしたいと思うが、果たしてだいじょうぶかという心配が強い。まだまだJリーグでやるべきことがあるのではという感じも強い。今の古田の実力ではどうかという心配もある。もっとJリーグで活躍して実績を残してから行ってもよいのではないかとも思う。

 しかし、チャンスはなかなかない。本人の強い思いを感じればこの機会を利用してトライして、海外で旅立ってほしいとも思う。チームが若くJ2でもダントツで来季即J1に上がれるようなチームでもない。彼の夢にコンサの事情を押しつけることはできない。そしてコンサドーレから海外にという選手がいてもいいと思う。

 サポーターの思いは複雑だろう。

 いずれにしても古田の去就は今月末くらいまで決まらないのかもしれない。トライアウトを受けるのなら来週か再来週くらいか。そこから判定の可否がでて残留か否かは再来週くらいに結論がでるのではないだろうか。

 サポーターにとってもやきもきする期間が伸びるのはつらいが、古田の動きを見守るしかないだろう。

posted by 孔明 |19:39 | 選手のこと | コメント(4) | トラックバック(1)