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2012年12月19日

今日の道新プレーバック2012

 今日の道新の「プレーバック2012」には
「降格の札幌主力大量退団」というタイトルで記者の原田隆幸氏のコラムが書かれていた。

「人件費など強化費は今季の半分2億円台に落ち込む見込み。そのあおりで、年俸は比較的高い主力選手が続々とチームを去ることになった。」

 真希や高原、純平など8人と契約を結ばないこととなった。このなかでもサポーターがなぜこの選手?といった選手がそこには多かった。

「苦渋の決断だった。」「選手との交渉を担当する三上強化部長のは明かす。」「残したい選手が契約満了選手に)含まれている。」

 お金がないばかりに本来は来年もチームのために戦ってほしい選手を切らざるをえなかったのはフロントも残念だったろう。サポーターも残念に違いない。高年俸といってもコンサのチームのなかでのこと。1,000万を超えるか前後の年俸をもらっている選手が狙われたような気がする。

「クラブライセンス制度が導入される来季、赤字を絶対に回避しなければならないクラブの事情もわかる。」「だがそれでも。チームの多大な貢献をしてきた選手をこんなに大量に切り捨てていいのかやるせない思いをぬぐえない。」

 確かにクラブライセンス制度で赤字を出すと、Jリーグにいられなくなる。ただ、クラブライセンスの要件も厳しすぎることも確か。誰が悪いとはいえないが、こんなに多くの選手を切らなければいけなかったのは残念だ。

 以前、当ブログで募金を提案したことがあったが、強化費に限定して使うための募金を改めて検討したらどうかと思う。強化費限定で募金を集めれば結構な金額が集まるのではないかとも思う。遅きに失した思いはあるが、これからでも募金を集めたらどうか。

「1-4で敗れた最終戦後。高原が珍しく怒りをあらわにしていた。矛先は集中力を欠いたプレーをした若手に向けられていた。」「これが札幌での最後の試合になる選手も多い。腹立たしい。」「この時点で退団を予期していたのだろうか。来季以降の札幌を支える若手への最後の叱咤にも聞こえた。」

 来季は若手中心のチームになる。J2と言えどもJFLに落ちる危険性がある。チームはJ1昇格を目指すのだろうが、間違えれば降格の危機も感じながらの戦いになる。

 若手を育成して戦うと言ってもそういう危険性がある故に結果を出さなければいけないと言う点では厳しいものがある。若い選手達にも甘えは許されない。

  来季はユース中心のチームになるが心して戦わなくてはいけない。

posted by 孔明 |19:42 | 今年を振り返る | コメント(9) | トラックバック(1)