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2012年11月10日

高柳がピッチに立つときには大きな拍手で迎えたい。

 高柳一誠が広島戦でようやくベンチ入り。試合には出場できなかったが、残り3試合で今シーズン初出場を狙っている。

 高柳と言えば今シーズンキャンプで左膝前十字靱帯の部分断裂で長期離脱。2月のキャンプ中から違和感を感じて、2月末にキャンプを離脱。3月1日に手術をした。
 その後はリハビリを重ねようやくここまできた。

 高柳は入団するまでは名前しか知らなかった選手。しかし、彼の真摯な練習態度を見て好感を持ったし、どのくらいで復帰するのか心配でもあった。熊のような風貌でこれは誰?という練習場初登場以降毎週の練習で必死なリハビリ練習を見てきた。
 
 初めは室内練習とグラウンドをウォーキングするだけ。ゆっくり歩いている姿に心配したものだ。そしてウォーキングからランニング。「高柳が走ってる」と感動さえ覚えた。それ以降は毎週のように室内練習とランニング。ただただ、走るだけの練習はつらかっただろう。

  彼はそのときいつも白手ぬぐいでしてランニングをしていて、勝手に「白手ぬぐいのお兄さん」と名付けさせてもらっていた。(実際は白に模様がついた手ぬぐいだったようだが)

 そして8月から9月別メニューながらアジリティをこなす姿にはずいぶん早いテンポで進んでるなと感じた。

 高柳自身は同じくリハビリをしていた高原やゴンの姿に触発されて単調な中にも同じくメニューをこなす選手達がいて助かったと言っていたらしい。
 しかし、半年も以上もリハビリ調整することは大変としか言いようもなく、相当つらかったのではないだろうか。
 
 そして当初の診断より早い10月末に全体練習にこぎ着けた。

  今もぼさぼさに伸ばした髪や髭を整えることなく「ワイルド」に練習をこなしている。

 本人は残り3試合での出場を熱望している。

  なんとかピッチに立たせてやりたいものだ。もちろん本人の回復次第。戦力にならなければピッチに立てないのだが、本人はまだまだ100%回復しているわけではないとは言っているが、ドーム2連戦中での今シーズン中の復帰を願っているとのこと。

 とにかく彼がピッチで躍動する姿が見たい。

 彼がピッチに立つときには大きな拍手で迎えたいものだ。

posted by 孔明 |20:03 | 選手のこと | コメント(6) | トラックバック(1)