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2012年09月09日

4-2-3-1のシステムが機能していない。

 昨日の天皇杯

 前半から押し込まれ相手のプレスにひるみ、相手のパスワークになすすべなくボールを回させていた選手達

「やる気があるのか」とか「もっと前に行けとか」言われていた選手達

 やっとこさボールを奪っても前に出せずに後ろで回していた状況にはサポーターもいらいら感を通り越して怒声と罵声が飛び交っていた。

 やはりJFL相手にパスを回せないにもほどがある。これではJ1相手にパスなど回せないのは十分に理解できるというもの。

 オフザボールの動きが悪く出しどころがなくてロングボールを蹴っては相手のボールになる。またついては縦パスをいれてはそこを狙われてボールを取られる始末
 いままでいったい練習でなにをやっていたのかまったく理解不能。

  サイドを使う意識も乏しくて、スペースが空いているところにも積極的にパスを出すことができなかった。

 一番感じたのがいつにもまして基本技術がなっていなかったこと。トラップは大きいし、DFは平気で危ないとところに相手にパスを渡してしまう。パスもしっかりとめられない。相手のJFLの選手の方がしっかりボールをとめていた。

 相手のプレスが厳しいというのもあったが、リーグ戦で慣れているはず。JFL相手にこんな状況では何をかいわんやだ。

 パスミスはいつものとおり、ルーズボールは拾えない。どっちがJFLかわからないほど。

 相手は確かに果敢に攻めてきた。ボールをもっても積極的にドリブルしてきたし、パスアンドゴーなど基本に忠実な前に出る攻撃。バイタルを利用してショートパスや崩しのパスなど基本に忠実なプレー

 逆にこのチームはまったくそこら辺ができていない。

 一人がボールをもってもまわりは見ているだけ

 単独での無駄走りが多く、足をつる選手が2人もでるなどちぐはぐ感が満載だった。

 相手FKでの失点は起きるべくして起きたもの。相手に押されっぱなしでファウルで止めざるを得なかったため。

  前半が特に酷かった。

 後半3-5-2にして息を吹き返した。なぜこのチームはシステムを変えないとまともにならないのか?

 中盤に人数をかけることでようやくボールが拾えるようになって。上原の見事なオーバーへッドが炸裂。

 またスイーパーを置いたことでセンターバックも相手FWと数的不利になることなく守れたのが一因。

 本来Jのチームならここから逆転しなければいけなかっただろう。しかし、時間がたつうちにシステムに慣れた相手にチャンスをほとんど作らさせてもらえなかった。

  延長になってそれでもFKのチャンスが2度ほどあった。そこのチャンスを生かせないのも我がチームらしい。

 ポストやバーに当たっても入らなければ同じこと。相手のFKが1度ですんなり決まったのと大違い。

 そしてPK戦。高原は1本は止められると思っていた。なぜなら前日の練習で高原は結構PKを止めていたから。

 しかし、止められなくて、こっちは内村があろうことか枠を外してジエンド
 なんともいえない苦い敗戦だった。

 やはり試合の入り方がいつも悪いというのが非常に気になるところ。4-2-3-1が機能していない。

 これなら最初から3-5-2にしてやった方がいいのではないか。そんなことも思ってしまう天皇杯の試合だった。


 勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |19:42 | 今節の反省 | コメント(10) | トラックバック(0)