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2012年06月24日

プレスがまったく機能していなかった。

 昨日の試合はまさに惨敗

 プレスにいっても交わされる。

 リトリートして守るも相手のパスワークに翻弄されて、後手後手をとり、
セットプレーを与えてそこから失点。
 攻撃ではプレスをかけられ苦し紛れに出すパスは前線に合わない。
 その繰り返し。

 前半はそのプレスがまったく機能していなかった。

 それは相手のパスワークがうまかったり監督が言うようにプレスをかけるとロングボールを蹴られたりしたこともあったが、やはり連動した動きが少なかったことが言えると思う。

 NHKの解説の野々村氏が言っていたがせっかく前線でプレスをかけてもそれが単発。1人しか動かないプレスだったり、2人だったりしても後ろが連動してパスコースをふさぐ動きができていない。
 これでは簡単にプレスは交わされる。

 今一度プレスの厳しい清水などのプレスを勉強すべきだ。

 せっかくチームのコンセプトを前からのプレスとしておきながらこれではまったくダメだ。

 リトリートしてもラインをどんどん下げるからバイタルは空っぽ。楔をバイタルに入れられて何度もピンチを招いていた。

 またせっかくボールを奪っても相手の寄せが速く、すぐ2,3人に囲まれパスの出しどころがなく横パス、しまいにはバックパスをして杉山がロングボールを蹴って相手にわたってしまうというシーンが数多くあった。

 また監督の采配で疑問があるものもあった。

 昨日はトップの大島は働いていた方だと思うが、近藤のトップ下はボールが収まらないので厳しい。岡本をトップ下に入れて、キープ力を増し、近藤をサイドに出す。砂川を中に入れて中盤を3人にしてバイタルをケアして少しはましになったが、近藤がトップ下ではうまく働かないのは仙台戦でもわかっていたこと。

 近藤はサイドでごりごり行くので生きてくる選手。また、内村とならトップでもコンビは生きる。大島、近藤のコンビでは厳しい。なぜ初めからサイドに近藤をもっていかないのか。

  それから杉山のGKとしての守りだが、やはり心もたない。真正面は抜群のセービング能力を誇るが、サイド、特にニアが甘い。ポジショニングが悪いと言うことが言えるのだろうが、昨日の4失点目のニアに抜けるシーンはポジショニングがよければ防げた点だ。

 また、3失点目は遠藤のFKに対する壁の作り方も悪いし、わざわざコースを開けて置いたところに蹴ってくる可能性を感じたならば、動き出しや重心のかけ方がもっとスムーズなはず。

 さらに気になるのはこのところ向かって右のコースに続けざまに失点していること。

 ただ、これは杉山だけが悪いというわけでもない。試合勘が整っていないという感じもする。また、キーパーコーチがしっかり修正しなければいけないものだろう。


  勝手に叱咤コンサ外伝

posted by 孔明 |20:11 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(0)