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2012年06月19日

いかにしてノルマを達成するか。

 土曜日は下位に低迷するG大阪との最下位とブービーとの争い。

 G大阪は今、調子がよくないので、次の試合はホームでもあるし絶対に勝たなければいけない相手だろう。

 社長のメッセージ「16日の試合から選手登録ウインドーが開始される7月20日までの5試合を終えるまでに、J1残留ラインである15位のチームとの勝ち点差を「7」に縮める」を達成するには是が非でも勝たなければいけない試合だ。
 仙台戦は完敗したが、パスミスの多さはなにしろ克服しなければいけない課題。

 勝ち点差のノルマを達成するには、これまでの前からプレスをかけて素早く攻撃するというコンセプトを変える必要はないが、建て直しが必要。

 チームは前俊の負傷の痛手も大きかった。なにしろ今年のチームはキャンプから前俊を中心にチームをつくっていたのでなおさら。

 前俊が帰ってくるまでにどんな戦術をたてて目標を達成するのか。

 仙台戦では大島と近藤のコンビが悪かった。もっともそもそもパスミスが酷くて前線にボールがいかないことが多かったのだが、やはり今のメンバーではしっかり守ってカウンターを主体に考えざるを得ない。

 そのためには連係を密にしなければいけない。

 大島のワントップであれば大島の状態が悪いというのもあるが、もう少し前でボールを大島に収めてほしいものだ。内村が万全ならば近藤、内村という縦のラインを見たいが内村が出場できなければ大島のワントップとなるのはやむを得ないか。

 おそらく、練習の紅白戦でも終始大島のワントップは変えなかったことから監督は大島を軸にして考えており大島は動かさないのではないだろうか。

 仙台戦では砂川の指示で日高が高い位置でプレスをかけて相手からボールを奪い、砂川を経由して最後は大島がフィニッシュした。この戦い方がやはりコンサの生きる道だ。

 相手にボールがあるなら 1 前から果敢にプレスしてボールを奪う。2相手のパスワークがよくて前からのプレスをかわされるなら、ボールの奪い所を決めてリトリートして相手を網にかける。いずれにしてもボールを奪ったなら素早く攻撃する。
 
 マイボールにできたらなら、1 キーパーからの攻撃をカウンターに結びつける。2 相手の陣容が整ったら、オフザボールの動きを活発化させ、スペースをつくって2列目、3列目が飛び込んでボールのだしどころにボールを送る。前線に起点をつくりサイドに展開していく。

 文字にすると簡単なのだが、これがなかなかできていないというのがコンサの実態。

 とにかく移籍ウインドーがあくまで今の戦力で戦わなくてはいけない。ノルマ達成には勝利しかない状態だ。

posted by 孔明 |20:09 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(1)