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2012年02月28日

J1各チーム勝手にチーム力検討3

今季のJ1リーグはあと10日ほどで開幕

 各チームの戦力の検討も最後

今回は第3グループと思われる鹿島、広島、コンサ、鳥栖、新潟、仙台

 鹿島は主力の田代、野沢が引き抜かれ大幅な戦力ダウン。特に野沢の穴は大きいだろう。ジュニーニョをとったが攻撃力ではかなり落ちたのではないだろうか。中盤は野沢の穴を埋める若手に出てもらわなくてはいけないが、野沢の代わりになる選手はなかなか見つからず、スタートからかなり苦戦するのではないかと思う。柴崎に注目したいがまだ経験が浅く期待しすぎるのは重荷になるか。また、中盤でタメと独創性がある選手が小笠原くらいではなかなか厳しいものがあるのではないか。また、最大の得点源だったセットプレーも野沢と田代の移籍であまり期待できない。監督も代わり新布陣がはまらなければ残留争いをする可能性もある。個人的には大伍に活躍してもらって日本代表へ復帰して欲しいと思っている。

  広島は監督が代わり、そのまま3バックでシステムを継続する。CBに千葉を獲って懸案だったDFの補強をしたが、中盤は相変わらず若手の台頭がなく森崎兄弟に頼ることになるだろう。
 また、攻撃では李の穴をどう埋めるか、石原と平繁ではなかなか埋まらないので佐藤頼みは代わらないがミキッチや高萩、山岸などの現有勢力の底上げが必要となるだろう。メンバー的には残留争いに加わりそうな感じだが、勢い乗せると怖いチーム。はたして新任の森保監督はどんな戦いをしてくるか。

 鳥栖はJ1で勝ち星を順調に稼ぐのはやはり厳しいだろう。豊田がどれくらいJ1で得点できるかにかかってくるが、なかなかスムーズにはいかないと思う。トップ下池田あるいは早坂とのコンビでどれだけ相手を崩せるか。攻守の中心は岡本。岡本がどれだけ期待に違わぬ活躍をするか。また、サイドハーフに入った水沼とキム・イヌにも注目だろう。彼らがいかに豊田によいパスを出せるか。しかし、J1に昇格しても得点源として期待するのはセットプレーだろう。藤田のロングスローから豊田や長身のキムクナン等のヘッドに合わせる攻撃に活路を見いだす場面が多くなるのではないか。

 新潟はブラジル人のミシュウとブルーノ・ロペスにかかる期待は変わらない。そしてここにきて矢野が復帰したのは大きいだろう。新加入の平井と合わせて高いレベルで競えばかなりFWの層が厚くなる。
 韓国人のキムジンスとキムヨングンも先発争いをしておりかなり期待が高い模様。
  アラン・ミネイロは減量すればなんとかなるだろうか。問題は千葉と酒井が抜けたDF。大井を獲得してセンターバックの穴を埋めたが右サイドバックはかなり激戦。征也の調子が気になるが、昨年、終盤に失点が多かっただけにここをどう組み立てるかにかかっているだろう。

 仙台は昨年は震災の影響があってモチベーションを高く持ち4位という高成績だったが今年もモチベーションを高く持てるかどうかが鍵。
  日本代表に選出される噂のある角田が守備の中心にいてくれるのは心強いが課題となっている得点力不足をどうするのか。
 ブラジル人のウイルソンとサッコーニが先発争いをできればかなりレベルが上がってくると思うが彼らがはたしてどのくらいのレベルかが注目点。
 相変わらず梁や赤嶺、関口にかかる期待が大きいと思うが、ただ、メンバー的には上位を争うチームではない。けが人が出た場合のバックアップメンバーも不安
 おそらく昨年のような好成績は望めないだろう。残留争いをしそうな予感がする。

posted by 孔明 |19:34 | J1チーム | コメント(2) | トラックバック(1)