スポンサーリンク

2011年10月15日

鳥栖戦展望(勝ち点3以外は必要ない。絶対にリベンジを)

  明日の厚別での鳥栖戦

 鳥栖のここまでの成績は14勝8分6敗の3位。3位との直接対決になる。今J2でもっとも調子のよいチームだ。ここ5試合は3勝2分けまずますの成績。アウェイでは5勝7分け2敗と引き分けの数が多く、負けが少ない。
  明日の試合でアウェイ3連戦の2戦目を迎える。
 
 前節はアウェイで岡山と対戦
  序盤はロングボールで豊田に当てる作戦。
  そして藤田のロングスローから池田のヘッドで先制
 前半は1-0でリードする。

 後半はいきなり左サイドを崩されゴール前でドフリーにして同点にされる。
 しかし、そこから運動量を上げすぐさまロングボールをゴール前に合わせて池田のヘッドで勝ち越し。そして左サイドへ飛び出したキムミヌの豪快なシュートで突き放す。相手コーナーからのオウンゴールで1点差にされたが、ゴール前の右クロスから丹羽がヘッドで押し込み4-2で勝利した。

  また、先週の天皇杯は完全にサブで出場、PK戦で破れたがまったくトップチームには影響のない負け方だった。

 鳥栖のシステムは4-2-3-1

 序盤はロングボールを蹴って相手を下げさせ、そのこぼれ玉を拾い、サイドを中心に攻撃してくる。

  FWの笑うと赤のマウスピースが気持ち悪い豊田とトップ下の早坂、サイドハーフのキムイヌとキムビョンスクが攻撃の中心 

 しかし、キムイヌは怪我で出場できない。鳥栖にとっては痛いだろう。おそらく池田を右にしてキムビョンスクを左サイドに置くのではないか。だが試合の展開によっては池田を右サイドに位置し早坂を左にして、中にキムビョンスクを配置するポジションチェンジをしてきて攻撃のバリエーションを多彩にすると思われる。

 また、キムビョンスクが中に入って来たときは注意が必要、体が強くボール前に飛び出してくるのでマークの受け渡しをしっかりしなくてはいけないだろう

 多くは豊田へのロングボールのこぼれ玉を拾ってからの攻撃。豊田はDFを振り切る動きが得意でフリーになるのがうまい。そして豊田にポストをさせて展開するという攻撃も多い。

 鳥栖はセットプレーが生命線。だいたいは豊田に当ててくるが、豊田に当てると見せて早坂に当ててくる動きもしてくる。

 また、ショートコーナーやトリックプレーも得意。特にセットプレーはしっかり集中して守らなくてはいけない。

 また、ボランチの藤田のロングスローには注意、かなりの距離を投げてくるためなかなかキーパーも予測がつかない。しっかりと相手に体をつけて守らなくてはいけないだろう。

 一方鳥栖の弱点はサイドの守備力の弱さ。左サイドのキムビョンスクのプレスが甘いので、サイドで起点をつくり、中へのクロスが有効だろう。

 こちらとしてはサイドを制圧することだ。まずはサイドで圧倒して相手の陣内でプレーする時間を多く作りたい。

 こちらもセットプレーがチャンス。鳥栖はセットプレーはゾーンで守る。ゆえによいボールを蹴ることができればスペースに飛び出すことでチャンスが生じる。

 そして相手の縦パスにしっかり対応すること、特に豊田への縦パスは簡単に入れさせないこと。また入れさせても豊田をしっかりマークして簡単にボールを捌かせないことだ。

 また鳥栖の木谷、ヨソンヘのセンターバックはゾーンの守備に慣れすぎているせいか人に対する寄せが甘いところがある。こちらとしてはどんどんスペースに飛び出してフリーの状態を作っていきたい。

 まずは序盤は前からの厳しいプレスでロングボールを上げさせないことだ。そして流れをつかみサイドを制圧してサイドから攻撃したい。

 とにかく昇格を左右するような大一番になる。

 相手はゲーム差を離されないように必死で戦ってくるだろう。こちらも気迫を全面に出し、どんどん攻撃的にいきたいところだ。

 相手にアウェイでは負けている。これ以上負ける訳にはいかない。リベンジしなくてはいけない試合。

 厚別の多くのサポーターの後押しで前半から運動量を上げて動き回ってほしい。

 なによりほしいのは勝ち点3だ。勝ち点3以外は必要ない。ホームだけに絶対に勝たなくては行けない試合だ。

  勝手に叱咤コンサ外伝  

posted by 孔明 |19:09 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)