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2011年10月08日

これを糧にユースの選手達にはどんどんうまくなっていってほしい。

 惜しい試合だった。

 榊の逆転ゴールが出た後は勝ったと思ったが、あと5分持ちこたえたら勝てた試合だった。

 序盤は若い選手達が運動量を増やしてどんどん前に進んで、相手を圧倒する動きを見せていた。

 ラストパスの精度が悪かったり、連動性がなかったりしてゴールこそならなかったがコンサのペースで試合が動いていった。

 失点は相手カウンターを許しうまく折り返されて許したもの。

 しかしそこから落ち込まなかったのが凄いところ。雨が激しくなってからすぐさま右サイドのクロスのこぼれ玉を純貴が押し込んですぐさま同点にしたのは見事だった。

 そこから榊の交代すぐのゴールは垂涎もの。榊が飛び出すスペースに岡本が絶妙なスルーパスを通し。相手キーパーとの1対1を見事に決めた。

  残り5分だっただけにそれで勝ったと思ったのだが、なかなかうまくいかないものだ。相手のショートコーナーを予想していなかったのがミス。相手の抜け間ないプレーをしっかりフォローしなければいけないだろう。

 誰も寄せられずに精度の高いボールを入れられそのこぼれ玉を押し込まれた。

 そこから同点にされてからは相手に押し込まれる展開が続いたが、最後はなにせユース5人も入っており、本当によくやった試合だろう。

  相手はほぼベストメンバー。体の強い鈴木相手にもどんどんチェックに行って、負けてもしつこく追っていった。

 不運だったということも言えよう。2失点目も3失点目もゴール前の混戦から入れられたもの。相手のシュートレンジにボールが転がってしまったということもあった。

 負けたのは本当に悔しいが、やむを得まい。 

  ただ残念だったのは最後の近藤のFKをGKが弾いたところに誰も詰めれなかったところ。そこはしっかりと反省しなくてはいけないだろう。

 もっとも天皇杯によけいな神経を使わずに済んだと思って切り替えるしかないだろう。

  なにより収穫はユースの5人がプロ相手に堂々と戦ったと言うこと。特に榊はプロ相手にゴールまで決めたので自信になったのではないか。

 予想ではベストメンバーの相手に相当に苦戦すると思ったがどうして前半からどんどんとばして相手を勢いづかせなかった。技術で劣っても運動量でカバーした戦いはすがすがしかった。

 後半から徐々に相手のペースになってしまって結果は敗戦だったが、落ち込むことはないだろう。これを糧にユースの選手達にはどんどんうまくなっていってほしいと思う。 

 それにしてもどうして厚別だけ雨なのか。かっぱを着込んだが、一時豪雨の時間帯もあり、びしょぬれ、勝てればまたよい思い出にもなるが、雨を恨んだ試合でもあった。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 

posted by 孔明 |17:37 | 天皇杯 | コメント(2) | トラックバック(1)