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2011年09月02日

水戸戦展望(前線でいかにタメをつくってラインを上げるか。)

 明日の水戸戦

 水戸のここまでの成績は6勝5分11敗と下位からなかなか抜け出せない状態。ここ5試合は1勝1分け3敗、8戦して1勝とはっきりいって不調である。
   前節はアウェイで鳥栖と対戦
 
 序盤はプレスを効かせ相手にボールを回せない展開に持ち込んだが、一瞬のDFラインの不揃いをつかれ失点。そしてGKの小野が焦ってボールを処理してそのクリアボールをとられそこからDFラインがばたばたしてオウンゴールで失点してしまった。

  せっかく序盤はよい動きをしていたのにもったいない2失点だった。

 後半は2人の選手を交代し、ロメロフランクを前線に置き攻撃的は布陣をとった。そしてかなり相手を押し込んだ。それが実ってショートコーナーから岡田が送ったゴールのこぼれ玉を塩谷が豪快なシュートでネットを揺らし1点差とした。
 その後も攻撃をし続けるもののシュートの精度を欠き得点が出来ずに試合終了
  連敗となった。

  水戸のフォーメーションは4-4-2で真ん中へダイレクトにパスを入れたりサイドを走らせてロングパスを入れたりしてより前掛かりに攻撃的にくるチーム。
 攻撃の核は今は鈴木隆行。彼が入って前線でためをつくることにより、かなりサイドが上がることができるようになってきた。

  また、ロメロフランクがしっかりと真ん中をフォローしてくる。フィジカルが強く、パスの精度が高いので今やチームになくてはならない存在に成長した。
  ゲームの状況によっては前線に上がってくるので注意したい。

 左サイドバックの保崎はかなり攻撃的。何かあれば切れやすいが体の切れも相当にある。コンサの右サイドは彼を自由にしないようにしっかりマークしなくてはいけないだろう。

 前節先発したFWの神村は怪我で欠場の見込み。鈴木と組むFWは宏太だろうか。宏太も怪我がちらしいのでそうなると遠藤、あるいは常盤、岡本になるかもしれない。

  DFラインは尾本と塩谷がしっかりしている。特に塩谷は大卒1年目なのにほぼフル出場。彼がラインを統率しており、DFの中心選手となっている。

  右サイドバックに岡田が先発してくるのかが注目だ。

 出場することになると古巣との対戦でかなりモチベーションを上げてくるだろう。前戦意上げる展開になればやっかいなだけに何か手を打たなければいけないだろう。

  まずはロメロフランクのところにプレスをかけて縦のくさびをい打たせない。また。鈴木のところにボールが入っても簡単にポスをやためをつくらせないことだ。作らせるとラインが上がってくるので彼のところで押さえきりたい。

 GKは本間が怪我で長期離脱中、代わりに経験の少ない小野が出場しているが、前節ではボールの扱いをミスするなど不安定なプレーをしていた。当日は雨が予想されるのでシュートをどんどん打てば何らかのチャンスが生まれるはずだ。 

 こちらはジオゴがかなりマークされるはず。まずはジオゴのフォローをどれだけできるか。ジオゴとの距離もしっかり見据えてしっかりとフォーローしてほしい。

 また、そこを逆手にとってマークの薄くなったサイドやトップ下のところでにボールを回し攻撃していくことも行っていきたい。

 とにかくアウェイでも攻撃を仕掛けないと勝つことはできない。

 そのためには、前線でいかにタメをつくってラインを上げるかにかかっているだろう。

 ラインを上げて前線から高い位置でボールを奪って攻撃する形に持っていきたい。

  水戸は今下位に低迷しているが、かなりしぶといサッカーをしてくる。同じような成績の岡山に前節敗戦しているし、調子が悪いからといって、組みやすいと思うのは大間違い。特に相手のホームでもあるし、気持ちをしっかり持って戦わなくては勝つことはできないだろう。

  しかし、水戸は経営が苦しいとは言え、ここ1~3年で獲得した即戦力の大卒が中心のチーム。そんな急造チームに負けてなんていられるか。

 勝ち点3はかなり厳しいがアウェイといえども是非とも勝ち点3が必要な試合。
 勝ち点3をとってホームに戻ってきてほしい。

  勝手に叱咤コンサ外伝 

posted by 孔明 |19:11 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)