2011年07月22日
千葉戦展望(「俺たちのフクアリ」だが、しっかり戦わなくては勝利はない。)
明日の千葉戦 千葉のここまでの成績は9勝4分3敗とまずまずの成績。昇格圏内の2位をキープしているがここ5試合は2勝2分け1敗となかなか勝ち点を増やせないでいる。 前節はアウェイで湘南と対戦。 序盤からオーロイにあててこぼれだまを拾う作戦で、次々とシュートを打つも決定的なチャンスがない。 そして左サイドからのクロスをキーパーの岡本がこぼしてそれを決められ失点。 そして同点に追いつこうとさらに攻撃をかけるも相手の堅固なブロックに跳ね返される。前掛かりになったところをスルーパスをとおされキーパーと1対1になってしまい決められた。0-2前半終了。 後半はさらに選手交代とシステムを4-2-3-1から4-4-2に変えて攻勢に出るが、フィニッシュの精度に欠けなかなか得点できない。最後はオーロイへのパワープレーとなったがそれでも得点できずに敗れた。 千葉は言うまでもなく、攻撃陣の破壊力がすごい。 深井を筆頭に米倉、オーロイとJ2の得点ランキングの上位者が並ぶ。さらにCBの竹内もセットプレーなどで5得点を稼いでいる。 オーロイは今年の千葉の攻撃の象徴。困ったときのオーロイ頼みとも言えそうだが、高い浮き球にジャンプしなくても楽々頭が届いている様はまさに反則 千葉の得意のパターンはロングボールをオーロイに当ててそのこぼれ球を米倉、深井などが奪取して素早く攻撃するというもの。 ただ、ロングボールだけと思いきや、他の選手の足技もしっかりしているので、つないでくる場面もあり、なかなかやっかい。 まずはオーロイにロングボールが入る場合には競り勝てないので、しっかりと体を寄せて思ったところにボールをおとさせないことだ。ボールを落とさせるとそこからつながれ、決定的なピンチになる可能性がある。 また、オーロイがポストを行うことは防げないと思うので、そのこぼれ球に素早く寄せることに集中したい。 千葉はオーロイをトップにした4-2-3-1か。ボランチのゲッセルが出場停止。そしてミリガンが出場停止明けで戻ってくる。 気をつけたいのはトップ下の米倉と左サイドの深井。彼らにいいボールがはいらないようにしっかりとケアしたい。 やはり一番気をつけなければいけないのはセットプレーか。オーロイだけに気を取られているとあっさり竹内に決められるというパターンもあるだけに注意したい。またミリガンのロングスローにも注意しなければいけない。彼のロングスローは完全にセットプレーと考えたほうがいい。一瞬でピンチになるだけにしっかりマークをつけたい。 オーロイは前節の試合を見る限りでは調子はよくない。ジャンプ力もほとんどなく、突っ立っているだけと言う感じ。しっかりマークすれば失点は防げるはず。 そしてとにかく前からのプレスを怠らないことだ。しつこいくらいプレスをかけてボールをできるだけ前に出させないようにしたい。 攻撃ではこちらもセットプレーだろうか。 千葉はセットプレーはゾーンで守るが、オーロイを真ん中にして前後に人を置く。 狙いはオーロイの前後のゾーンのスペース そのオーロイと並ぶ前の選手との間にボールを入れられ失点しているケースが何度かある。またオーロイを飛び越して入るボールもフリーになる可能性がある。 いずれにしてもオーロイの動きが緩慢だけにそれらにボールが入ればおもしろい。 そしてやはりサイド攻撃だ。特に古田のサイドは深井と対面となるだけに負けられない。深井は守備が弱いのでそこをしっかりつきたい。 「俺たちのフクアリ」だが、いずれにしてもしっかり戦わなくては勝利はない。 この試合は昇格戦線に躍り出るかどうかの大事な試合。勝ってホームゲームにつなげたい。 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |19:21 | 次節の展望 | コメント(0) | トラックバック(0)