2011年05月20日
鳥栖戦展望(とにかくこの試合は結果が大事。)
明日の鳥栖戦 鳥栖は前節は敗れたものの好調をキープしており、なかなかの難敵。今シーズン3勝1分け2敗という成績はまずまず。 前節はアウェイで好調の湘南と戦った。 前半の序盤から激しいプレスの掛け合いで、攻守がめまぐるしく代わる展開。そのなかでも鳥栖はショートカウンターからシュートを打つ姿勢が目立っていた。鳥栖が押す展開に。しかし先制点は相手の方。左サイドを破られ、逆サイドに空いたスペースを使われ得点を許した。 後半も鳥栖の積極的な姿勢が光った。豊田を投入してさらに相手に圧力をかける。惜しいシーンもあった。池田が折り返したボール早坂が合わせたが相手キーパーに指先で弾かれる。その後もミドルシュートなどで攻めるも、あと一歩のところまでいくがついに得点がとれずに敗れた。しかし、試合内容としては良かった。依然好調をキープしていると言っていいだろう。 フォーメーションは4-4-2 前線からプレスをかけボールを奪ってからショートカウンターを多用してくる。 特徴は攻守の切り替えの素早さ。 とくに守備から攻撃に切り替わるとエンジンがかかり、手数をかけずに攻めてくる。 攻撃の中心は早坂。今シーズンすでに3点をあげて好調さを保っている。 彼は体が強く得点感覚も優れている。右サイドハーフだが、チャンスの場面には必ず顔を出してくる。第3のFWといってもよい存在。 FWは野田と池田。得点はこれまで池田の1得点だけだが、2人ともチャンスメイクがうまく、得点に絡む仕事をよくしている。 そして気をつけなければいけないのは左サイドバックのキム・ミヌ。本来はサイドバックではないが、左サイドバックとしてここ2試合先発している。左サイドからの攻撃力を重視したための起用だろう。 彼はテクニックもあり、パスセンスも十分。彼を頻繁に上がらせないように右サイドはしっかりケアしたいところだ。 そして控えで切り札となっているのが豊田。高さもあり、決定力もそこそこあるので疲れているときに投入されるとかなりきつくなる。彼が投入されるまでに試合を決めておきたいところだ。 おそらくコンサの右サイドと鳥栖の左サイドとのせめぎ合いがポイントとなるだろう。相手は日高の右サイドを狙ってくるはず。そこをどう跳ね返すかが注目点 鳥栖の前節の失点は左サイドに寄せられて右サイドにスペースを作ってしまったもの。こちらとしても相手のバランスを崩すようにサイドチェンジ等を多用して仕掛けなければいけないだろう。 左サイドバックのキム・ミヌは守備が不安定。是非、そこをつきたいところだ。 鳥栖はかなりきつくプレスを仕掛けてくると思う。そこをどうかわして攻撃に持ち込むか。 また、愚直に細かなパスばかりつなげて攻撃してもだめだろう。ロングボールやサイドチェンジなども大きな展開も必要。また、鳥取戦では相手のパスワークに翻弄された時間帯もあった。しっかり複数で連動してプレスをかけにいきたい。 おそらく攻め込まれる時間帯が多くなるだろう。逆にボールをとったら素早く攻め込むチャンス。速攻を仕掛け、相手の守備を崩してゴールを決めたい。 熊本戦のようなだらしない試合はもうできない。とにかく勝ち点3を目指して、しっかり戦ってほしい。 前節内容が悪いながら勝利した。リーグ戦では連勝しないと上位にはいけない。とにかくこの試合は結果が大事。連勝して厚別開幕戦につなげたい。 勝手に叱咤コンサ外伝
posted by 孔明 |19:20 | 次節の展望 | コメント(2) | トラックバック(0)