2011年05月15日
勝っただけの試合
勝っただけだった。 とにかく先取点をとってからの動きが悪すぎた。 リードしてる場面でそんなに前掛かりになる必要はないが、相手に完全にゲームを支配されていた。追加点がなければまったくどう転ぶかわからない試合だった。 相手はやはり攻めてきた。アウェイにもかかわらずどんどんパスを繋げて前に前に出てきた。それを真正面から受け止め押し返すことができなかった。またいなすことができなかったのは大きな問題。 得点も2点獲ったことはよかったが、いずれも相手が攻めてきてくれたからということも言えるだろう。今日の勝利はラッキーと思わなくてはいけない。 そもそも指向するパスサッカーにならなかった。ポゼッションでも完全に相手を下回った。シュート数も相手の方が格段に多かった。 まったくホームでサポーターに見せる試合ではなかった。これではまさにアウェイの試合。 勝った試合を見せてくれたのは良かったが、内容はまったくなかった。 とにかく相手の動きに翻弄されていた。選手全体的に動きが悪かった。相手のスピードの方が完全に上回っていた。もっと1対1で負けてはいけない。そして粘りも足りない。 戦術的にはDFラインが早い段階で下がりすぎていた。 それでFWとの距離が離れてルーズボールをほとんど拾われていた。 得点をとって安心したわけでもないだろうが、トップでボールを持てなかったこともあったが、もっとラインを上げなくてはなかなか連続して攻撃はできない。交代も遅かった。流れを変える意味でももっと早く砂川を投入して流れを変えるべきだった。 セットプレーの守りも危なかった。マークを外しドンピシャでヘッドを決められていたが、バーやホスンの好セーブに救われた。 勝ったからと言ってもラッキーが積み重なっただけと感じなければ次の試合につながらないだろう。 今日の鳥取はこちらがやりたいサッカーを逆にしていた。ギリギリでラストパスを出させなかったからよかったものの、これが力をつけてきたらかなりの良いチームになるだろう。 よかったのは三上の決定力。 チャンスはほどんどなかったがそのチャンスを逃さなかったのはやはり「持っている」選手。 また、よかったのは鳥取のサポーター。20人足らずの精鋭たちだったが砂川の300試合出場のお祝いもボールボーイの入場のシーンでも拍手を送ってくれた。ぎすぎすした相手サポーターが多い中で非常に清々しかった。鳥取は今後強いチームになるだろう。要注意だと思う。 次はアウェイだが、アウェイこそ内容は問わないから勝利を追い求めてほしい。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
posted by 孔明 |18:16 | 今節の反省 | コメント(6) | トラックバック(1)