2011年04月06日
センターバックとボランチの組み合わせは?
日曜日のチャリティーマッチでは、2本目は河合の働きが目立った。 愛媛との開幕戦ではセンターバックをやっていたが、河合のボランチでの奮闘ぶりを見るとやはり河合はボランチが適正ポジションのような気がする。 個人的には河合をボランチに置くのがベストと考えるが河合をボランチに置くことでどのような影響が出るだろうか。 問題の一つはボランチに河合を置くともう一人は攻撃の面を考えたいのでブルーノを置くことが濃厚。そうなると芳賀の出番がなくなる。 そして一番大きな問題は河合の代わりのセンターバックだ。 芳賀の場合には昨年の功労者。チームの心臓部分としても欠くことのできない選手で、本来ならレギュラーとして期待できる選手 しかし、河合と比べると、強靱さや玉際の強さでは河合の方が上だろう。それならば河合とブルーノのコンビで行きたいというのも理解できる。芳賀が控えであればかなり層が厚くなる。 そうなると一方、センターバックは山下は決まりだろうがもう一人はチアゴか櫛引か。 日曜日のチャリティーマッチでは監督は櫛引をレギュラー組に入れていた。 今や監督の中では櫛引> チアゴではないかという気がする。 チアゴは試合でも体は強いがすぐ振り切られる場面もあって、危なっかしい雰囲気がありありだった。 問題はチアゴが時間がたてばレギュラーに足りるパフォーマンスを見せてくれるかだが、来日して既に3ヶ月たとうとしていることから考えても厳しいような気もする。それならば櫛引をレギュラーにすることを選択した方がベターか。 チャリティーマッチでは守備をそつなくこなしており、特段の問題は無いような気がしたがまだまだ不安はある。Jリーガー相手にどれだけやれるかだが、やらせてみるのもおもしろいかもしれない。彼は才能がある選手。 気になるのは山下と櫛引のコンビだと経験に乏しいこと。いざ本番になった場合愛媛戦の山下の時のように緊張してふあふあとした地に足がつかない状態になってしまうことが、一番怖い。試合をこなしていくしかないのだろうが、コンサの場合には地理的な条件でJリーグチームどころかJFLチームとの対戦もできない立場。 既にハンデがあるのだが、週末は札大との練習試合も組まれているようでなんとかそこで経験を積むしかないだろう。 河合をボランチにするということはやはりいろいろと影響が予想される。はたして監督自身腹を決めてやるだろうか。大きな問題はセンターバック。経験にない2人に任せるかどうか。 今日、練習を見てきたが、戦術練習ではいろいろと試している段階。センターバックも河合と山下。山下と櫛引などいろいろ試していた。ボランチもパスを捌く、ブルーノ、宮澤と相手を潰す役の河合、芳賀を互いにパートナーにして試していた。 そのなかでは河合はやはりボランチで目立っていた。やはり河合をボランチで使った方が良い思う。 しかし、監督の頭の中ではまだどんな組み合わせをするのか検討中ということだろうか。 そして櫛引がU-20の日本代表に選ばれたとのこと。喜ばしいがこれでホーム開幕戦の出場はなくなった。そうなるとやはりセンターバックは山下と河合ということになるのだろう。 週末は練習試合が行われる。この練習試合も注目しなくてはいけないだろう。
posted by 孔明 |19:39 | 戦術 | コメント(5) | トラックバック(0)