2011年03月25日
夏場のナイターのことが早くも心配される。
やっぱり触れざるを得ないプロ野球の日程の話。 セリーグが開幕期日を延長してパリーグと同一開催とした。 選手会の姿勢や世論や国の指導があってようやくそのような日程にしたと言うことだが、はじめからそうしろよという感が強い。 あくまでも東京ドームでナイターを開催したいということにこだわった結果、こういうことになったが、着地した結果はよかった。選手達の思いも届いたようだ。 選手会は初めから一貫してセリーグもパリーグと同一歩調をとるよう主張していた。選手達変わらぬ姿勢もセリーグを動かしたのだろう。 しかし、問題は山積みされている。日程の調整や冷房で消費電力が増える夏場をどう乗り切るのか。 このことはサッカー界も同じ。東京電力管内や東北電力管内で今年の夏場に果たしてナイターをやれるのか。 すでに5月以降も東京電力管内や東北電力管内ではナイターではなくデーゲームで行うということが検討されているようだが、やはりその時の実情に合わせ行うしかないのだろう。計画停電が続いているならばやはりナイターは自粛しなくてはいけない。 ここで気になるのは延期されたアウェイの試合。6月から8月の水曜日に行われることとしてそれがデーゲームになるということも十分考えられる。コンサの試合に関しては、水戸戦が対象となる。水戸の本拠地、ケーズデンキスタジアムの復旧具合も心配だ。 ホームはJ2の場合には水曜日のナイターになるだろう。厚別になるのかドームになるのかはわからないが、関係者と調整を進めているに違いない。 そういえば厚別のナイターの照明はスタンドに設置されていなく可動式のもの。Jリーグの競技場でナイター施設が常設されていないところは珍しいそう。その可動式照明施設は1996年サッカーのナイター時使用のため札幌市が購入したらしい。また、災害時の緊急用のものを使用させてもらっているとの話もあったのだが、本来は災害時につかうものということなのだろうか。インターネットで調べたらどうやら予算自体災害対策に係る費用から捻出しているので、あくまでも災害対策用ということらしい。厚別公園自体札幌市の避難場所になっており、もしもの時にはその照明施設も災害対策用で使用されるのだろう。 2年ぶりの厚別のナイターもよい風情だが、観客動員数のことも考えればできればドームでやりたい。しかし先約もあるだろうし、難しい調整になりそうだ。
posted by 孔明 |19:38 | 中断期間 | コメント(2) | トラックバック(0)