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2011年03月18日

サッカーの方がまともに見える。

  札幌市内はまた、昨夜積雪となった。これで今日の練習は午後1回となった。ここのところ毎日のように降雪があり、チームの練習にも支障を及ぼしている。もし週末に試合があったらおそらく苫小牧とか別な場所で練習を行っていただろうし、試合に少なからず支障を与えたのではないかと推測される。

 選手達にはこの寒い中、くれぐれも風邪や怪我などをしないように気をつけてほしいものである。
 
 ところで、プロ野球はセリーグで25日開催を強行に決めた。これについては賛否両論があるが、マスコミを含め否定の意見の方が多いように思われる。

 ここでの一番の問題は関東でのナイターを行うと言うこと。

  未だ余震が続く場所、節電もしているところでプロ野球だけはやっていいのかという問題もある。セリーグは国がやめろといえばやめる。国の方針に従うと言っているが、どうして自主的に延期してパリーグと足並みを揃えないのか理解に苦しむところである。文科省大臣がナイター開催に苦言を呈し、経産省大臣も需給が逼迫していない地域で開催するなど工夫してもらいたいと言っていたそうだが、国がこのことに直接指導できるかどうかはわからないがその前に自ら開幕を延期した方がよいのではないか。

 昨日のフジテレビのすぽるとでは視聴者に開催の是非の意見を聞いていたが、否定の意見が9割以上を占めていた。野球のファンの多くも今はまだこの時期ではないと考えているのではないか。

 翻ってサッカーは29日にチャリティーマッチを行うと言うことでニュージーランドには来日を拒否されたが、日本代表がJリーグ選抜と対戦を行うと言うことが決定された。相手がJリーグ選抜と言うことでJリーグのサポーターも夢が膨らむだろう。

 こちらは関東圏ではなく長居に場所を変更しての実施。確かにチャリティーマッチということだけで、プロ野球と変わらないという意見もあるかもしれない。

 ただ、この場合には関東圏のナイターではなく関西でやるということで、場所が東北関東大震災の震源地からかなり離れているということもあり、意味合いが大きく違うと思う。

 セリーグは被災地の人たちに勇気を与えたいとしているが、関西で代替開催するならまだしも余震が続くところで行ってなんの意味があるのだろうか。また被災地の人で中継を見ることができる人は一握りだろう。

 チャリティーマッチで被災者支援という目的を掲げているだけサッカーの方が私にはやっぱりまともに見えてしまう。

posted by 孔明 |19:33 | 中断期間 | コメント(3) | トラックバック(1)