スポンサーリンク

2011年02月20日

J2各チーム勝手にチーム力検討4

 今季のJ2リーグ大方の各チームの補強もほとんど終了し各チーム戦力が整いキャンプを行っている。
各チーム揃った戦力から勝手にチーム力を検討したいと思う。最後は

 昇格争いは厳しそうな第4グループ水戸、大分、富山、北九州、鳥取の各チーム 

 水戸は財政難で選手層がなかり薄い。特にセンターバックは作田、中村、大和田が移籍して計算できる選手はいなくなった。ここにきて草津を契約期間満了になった尾本を入れたが、3年目の加藤と新人の塩谷とかなりメンバー的に苦しい。サイドバックも栃木から岡田を獲得したが、層が薄い。サイドハーフに元磐田で大学へ入学してJリーグに返ってきた岡本が頼り。吉原が怪我で長期離脱したので序盤は彼から同年齢の常盤と小池にどう良い形でつなげるかだろう。

 大分は各ポジション多くの主力が移籍したが、補強はうまくいかなかった。チーム力は昨年よりかなり落ちたのではないか。センターバックは水戸から移籍した作田を中心に池田か湘南から移籍した阪田がコンビを組む。ボランチは宮沢が健在というのが心強いだろうが、攻撃陣では東、キムボギョンの移籍が痛い。熊本から移籍した西が中心になってチームを引っ張らなければいけないだろう。FWは高松が抜けたが森島とチェジョンハンで 他チームと遜色ないだけに中盤までのゲームの作り方次第だろうか。

 富山は大幅に戦力が入れ替わった。退団は引退選手が多く、移籍してきたなかで先発メンバーに入りそうなのは池端と大西くらいか。システムは3-4-3-1で臨みそう。3バックは足助、吉井、池端がスタメンをはりそうだが、サイドの薄さをサイドハーフの谷田と徐がどうカバーするか。攻撃陣は苔口、黒部、大西、朝日がいるだけに得点力はありそう。中盤の数を増やす布陣だけに中盤でボールをどのくらいボールをとれるかにかかっているのではないか。また、かなり練習試合をこなしており攻撃陣が好調らしいので十分に警戒した方がよいチームだ。

 北九州はタチコ、ウェリントンの両外国人がいなくなったがさほど影響はないだろう。センターバックの宮本の加入と安田、森村の加入は大きいはず。ただ、戦力的には昨年と大きな変化はないのではないか。トップ下の佐野が中盤でうまく他の選手と連動できるか。攻撃陣はレオナルドがどれだけ得点をとれるか。大島は計算できるだけに彼の活躍が必要だろう。ただ、顔ぶれから見ると今年もかなり苦戦が予想される。

 鳥取は補強した分だけ戦力がアップしたが、J2では下位争いは免れないだろう。守備では戸川、喜多、ジョン・ドンホが中心になるか。ボランチはベテランの服部と実信だろう。特に服部は久しぶりのJリーグでどんなパフォーマンスを見せてくれるか。中盤はキャプテンになった美尾で起点をつくってボールを運ぶだろうが得点はトップのハメドにかかっているだろう。ハメドと組むのは阿部だろうが、どれだけハメドにポストで落としでボールを供給できるか。噂のドドがまだ加入発表がないのが気になるところである。

posted by 孔明 |20:00 | J2チーム | コメント(2) | トラックバック(0)