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2011年01月23日

J2各チーム戦力補強状況 1

J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。各チームの戦力補強を見ていきたい。

 今回は1回目(FC東京、京都、湘南、千葉、東京V、横浜FC、熊本の7チーム)

 FC東京は攻撃陣を主に補強、センターバックには岐阜からレンタル終了で戻ってきた吉本、ボランチには横浜FCからホベルト、上里。サイドハーフにはペドロジュニオール、千葉から谷澤、FWにはロベルトセザー、高松とこれでもかの補強はうらやましい限り。サブでもJ2ならば他のチームで主力を張れる選手ばかり。ただ、これだけの選手がいてそれをうまく使い分けJ2で勝ちに結びつけるか。後は監督の腕次第と言うことだろう。

 京都は攻撃陣に比べ守備陣が手薄。そのなかで甲府から秋本を獲ったことが大きい。彼をCBで使うのか、ボランチで使うのかわからないが、キープレーヤーになるだろう。またサイドバックに酒井とボランチにチョン・ウヨンの有力大卒選手を獲得。サイドハーフには千葉から工藤を獲得。攻撃陣に厚みを持たせた。その工藤は練習で前十字靱帯損傷の大けが。前半戦は出場できないと思われる。しかし、残留したディエゴとドゥトラがいるだけに攻撃陣はJ2でも屈指と言うことがいえると思う。 

 湘南はかなり戦力を入れ替えた。昨年と違うチームになった印象。守備ではGKに清水から西部、センターバックには磐田から大井、サイドバックにはC大阪から石神と実績のある選手を揃えた。攻撃陣ではサイドハーフに草津から出戻りの菊池をはじめ、鹿島から佐々木を入れて厚みを図った。FWには名古屋から「利き足は頭」の巻を入れた。また、外国人のルーカスがどれだけ活躍するか。J2を良く知る反町監督だけにバランスを考えた試合運びをしてくるだろう。

 千葉はもともと戦力が整っているだけに数は多くないが、目立った補強をしている。センターバックに名古屋の竹内、トップ下に熊本から藤田、そして外国人では192cmのゲッセルそしてFWでは注目の204cmのオーロイ。ここではオーロイがどれだけやれるのか。「ただ電柱」になるのか得点を量産するのか。まずは彼を生かした戦術をとると見られるので彼の働きが成績を左右するのではないか。

 東京VはJ1、J2からまんべんなく戦力を補強した。J1からは川崎から来たサイドバックの森が主力になるだろう。ボランチには岡山からキム・テヨン、サイドハーフに同じく岡山から喜山。トップ下に平繁、FWには大宮から市川。特に平繁は昨年も活躍しており、大きな戦力となるのではないか。また、マラニョンを甲府からレンタルで獲得した。彼の加入はかなり大きい。彼の加入で攻撃陣がかなり活性化されるだろう。

 横浜FCは守備陣を総入替した。センターバックには鳥栖から飯尾。サイドバックには新潟から中野、鹿島から宮崎。横浜FMから藤田優人。ボランチには大卒の佐藤、荒堀、井手口が1つのイスを巡って争う。そして久しぶりにJ2帰ってきた大宮からの藤田詳史はFWでどれくらい得点を量産するか。注目は両サイドバックがどうなるか。現勢力の柳沢と野崎とのレベルの高い争いになれば戦力アップになるだろう。

 熊本は目立った補強はボランチのエジミウソン。彼を補強したことは大きい。
 攻守の中心として君臨すればかなり手強い相手になるだろう。そして他の補強はセンターバックに清水から廣井、ボランチに横浜FCから根占。FWに清水から長身の長沢を獲った。しかし、彼らがレギュラーをとれるかどうかは正直わからない。

posted by 孔明 |20:18 | J2チーム | コメント(7) | トラックバック(1)