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2010年12月23日

大量流出でピンチをチャンスに変えろ。

 今日の日刊スポーツは西嶋の移籍を大々的に取り上げていたが、その中でこれまでの選手の去就を乗せている表があった。そこには△マークがキリノ、上里、芳賀についていた。△マークは去就が微妙と言うことだが、キリノはわかるにしても上里や芳賀にも微妙マークが。噂では上里や芳賀もそんな話があるようだが、彼らもいなくなるようだと本当にチーム崩壊と言っても言い状況になる。

  芳賀は今年のこの活躍から他のチームから目をつけられてもおかしくない選手だと思っている。彼のスタミナと危険察知能力は特筆すべきもの。今シーズン彼が果たしてきた役割は大きい。

 上里は今年前半はスーパープレーを連発した。ただ、軽いプレーも多く失点の原因となったプレーも多くあったが、そのキック力や展開力は素晴らしいものがある。

2人ともコンサにとっては必要な選手。なんとか残ってほしいと思う。

 それにしても主力の流出が止まらない。 今日の西嶋、直樹、征也の移籍発表で1番から8番までの選手がいなくなることが確定した。そのなかでDF選手が5人もいなくなった。「そして誰もいなくなった状態」で来季のチーム作り、特にDFラインの構築を完全に一からやり直さなければいけなくなった。 

 石崎監督も頭が痛いだろう。

 しかし、開き直って考えようによってはこれをチャンスとすることもできるのではないか。コンサの場合には大森氏に指摘されていたように悪い意味で「仲良しグループ」。主力が続々と引き抜かれる状況はもともとコンサには能力が高い選手がいるという証明でもある。今年の低迷はチーム戦術が構築できなかったことが第1の原因だと思っているが、選手に能力がありながら、メンタル部分でいまいち力を発揮できなかったことも大きいだろう。

 この状態を変えるのは荒治療が必要だと思っていた。新しい血を多く入れざるをえないことで、切磋琢磨する「戦う集団」に生まれ変わるチャンスでもある。

 補強は他チームとの競合もあってなかなか思い通りにならないことは確か。しかし、考えようによってはこのピンチをチャンスに変えることができるのではないか。一からチーム戦術をやり直さなくては行けないと言うデメリットもあるが、完全に開き直りだが選手が多く入れ替わることでこのチームにはびこる甘えの体質を変えるチャンスでもあるのではないか。

posted by 孔明 |20:03 | 来季 | コメント(8) | トラックバック(0)