スポンサーリンク

2010年10月31日

開き直って一から出直すしかない。

  とにかくホームなのに情けない試合をしたものだ。

 前半は相手に攻撃こそさせなかったが、こちらも決定的なシーンはなし。後半は動きが悪く相手にボールを回され放題のシーンも目立った。共に得点の臭いはほとんどしなかった。
 後半、間接FKのこぼれ玉から宮澤のドフリーシュートが一番可能性があったが、あれをはずしては得点はとれないだろう。

 試合はシステムをかえて臨んだが、トップ下の2人はうまく機能していなかった。内村が孤立していた場面もあって、攻撃に枚数をかけられなかったように思えた。パスはつなげていたが決定的なシーンを作れなかった。前半で得点を取っていれば後半の戦い方を変えられがやはり前半に得点を入れられなかったのが痛かった。

 失点のシーンはラフィーニャにうまく抜け出されたものだが、セルフジャッジしたことも後味を悪くさせた。バックスタンドの副審はライン際でしっかり見ていたので、判定を不服として詰め寄っても判定は覆らない。確かに微妙な判定で選手は悔しいだろうが、判定が下る前にセルフジャッシをしてはどうしようもない。

 しかし、問題はその後だ、3バックにしてもサイドからの攻撃が特にうまくいかなかった。力のあるチームならばここから逆転しなくてはいけない。

  ここからの崩しのアイデアもなかった。せっかくウイングバックに征也と岩沼が入っているのだからサイドを徹底的についてほしかった。岩沼のクロスに期待をしたが、クロスも少なかった。

 ホームなのにシュート数も少なすぎる。

 ポゼッション力が増したといっても依然として横パスそしてせっかく縦へ楔のボールを入れても周りのサポートが遅くて攻撃の手数が少ない場面が多かった。攻撃のスピードも依然として遅くてなかなか決定的なチャンスも訪れない。
  せっかくチーム力が上がってきたと思えたのに、むざむざホームで負けるとは情けない限り。

 これで数字的にもJ1昇格はなくなった。

 明日の新聞の見出しがわかるよう。サポーターは早くから昇格など諦めていると言いたいが、またスポーツ新聞は判で押したように昇格できなかったとしたり顔で書くのだろう。

 さらに情けないのはこんな試合にでも拍手をするサポーターがいること。

 ホームで負けた選手に拍手を送るなどまったく論外。罵声を浴びせろと言わないがブーイングが当然。まだこんなサポーターがいるからチームを弱くする。選手もコンサのサポーターは暖かいと言っているが暖かいを生ぬるいと勘違いさせてはいけない。
 生ぬるいから選手が成長しない。成長しないからホームで勝てない、ホームで勝てないから観客動員数も減少する。こんな循環になってしまっている。

 まあ、数字的にも昇格がなくなってこれで踏ん切りもついただろう。とにかく次の試合から開き直って一から出直すしかない。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。

posted by 孔明 |17:47 | 今節の反省 | コメント(8) | トラックバック(0)