2010年10月17日
昨日の守備は?
昨日の守備はどうだったろうか。 崩されたのは得点を取られたシーンとパウリーニョにDFラインの裏をとられたシーンくらいだったのではないか。 なによりハーフナーマイクを完璧に押さえきった。日刊スポーツによると吉弘曰く「前を向かせないでボランチとうまく挟み込むことができた。」 ハーフナーマイクがなにも出来ずに潰されて倒れ込む姿が多かったのはDF陣奮闘の結果だろう。ヘッドの争いでも相手の体を利用してのしかかるようにしてヘッドで勝つ場面も多くあったし、前半、ドンピシャヘッドを打たれて高原が好捕したシーン以外は仕事をさせていなかった。 また最終ラインまで相手を潰せない場合には体を張ってシュートを防いでいたことも好印象だ。そこまで潰せないのが悪いということも言えるが、相手のシュートコースに体を張って防いでいたシーンはやはり心を動かされる。 懸念していたサイド攻撃はマラニョンの突破を許してしまい失点して、やられてしまったが、その以外は無難に押さえていた印象だ。 やはり芳賀が効いていたと思う。ハーフナーマイクを押さえた場面でもセンターバックとサンドしてルーズボールをよく拾っていたし、中盤でボールのある場面では必ずと言ってよいほど彼がからんでいた。相手のパスを足を伸ばしてカットするシーンも目立っていた。 一方心配なのは上里。 昨日は目立ったシーンがあまりなかった。好調なときに見られる攻撃参加のシーンやキラーパスもほとんどなく存在感がなかった。 守備では体を張って相手を引き留めるシーンもあったが、ファウルをしてしまう場面が多かった印象だ。 とにかく躍動感をあまり感じない。もともと走り回る選手ではないが、パスの起点にならなくてはいけない選手。ミドルシュートも最近はないし、心配になるような状態だ。 守備ではサイドバックに藤山が入っていることが大きいだろう。時間がたつほど相手からボールを奪う条件がそろうからか、インターセプト率が高くなっていくのは心強い。 完封はあっても完封勝ちは8月7日の北九州戦以来ない。そろそろ次節で完封勝ちを見せてもらいたいものである。
posted by 孔明 |19:50 | 戦術 | コメント(5) | トラックバック(0)