2010年08月02日
取り返せ上里
いつかやるかと思っていた上里の決定的なポカ 彼はこれまでもボールをキープしてもボールを失うシーンもあって危なっかしかったことは事実だ。また、パスが相手にカットされるシーンも目立っていた。 あのシーンは中盤の底からビルドアップしようとして、次のパサーを探してドリブルしている時に起こったもの。まったく残念なシーンだった。 彼の特徴の一つは懐の広いキープ力だと思う。キープ力には自信を持っていると思う。また、展開力にも優れている。 ただ、彼のリズムが試合に合わないときがある。俗に持ちすぎと言われる場合だ。すぐにはたかなければいけない流れでもへたにキープ力があるために、ついボールを長く持ってしまう。 やはりキープ力がある選手が陥るミスということだろう。自分に過信しているわけでもないだろうが、ちょっとの油断が危険な時もある。 上里は岡山戦で負傷したという情報もあるし、次の試合はどうなるかわからない。 石崎監督は失点したシーンはもちろんだが、その後のプレーが悪かったといって上里を代えた。 石崎監督はこれまで宮澤と上里をチームの中心にとして起用し続けていた。しかし、次の北九州戦では上里は怪我が治ったとしても使われないかもしれない。 岡山戦の状態の悪さを見るとそれは仕方がないだろう。 上里はどうもこのところ動きがマンネリ化しているような感じがしていた。 得意のミドルを打つ場面も少ないし、サイドチェンジも少なかった。どうも小さくまとまってしまっているような印象を受けていた。 チームの事情が許せば練習でサイドバックをもう一度経験させるというのもありかもしれない。 三浦前監督の時にはサイドバックを経験させて躍動感を植え付けられた。その躍動感を再び思い出してもらうためチーム練習の際にサイドバックの練習をしてもよいのではないかと思う。 ただ、上里はコンサに必要な戦力。中心としてやってもらわなくてはいけない選手だろう。 岡山戦の失敗はあるが、その失敗を是が非でも次に取り返してもらいたいと思う。
posted by 孔明 |19:08 | 選手のこと | コメント(7) | トラックバック(0)