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2010年01月05日

この陣容を見て

  今日のスポーツ新聞には社長と三上強化部長の談話が載っており、補強は打ち止めとのこと。今年は25人でのスタートとなるようだ。

 さらに1から2人の補強があると思っていただけに、ちょっと意外というか残念だった。

 ただ、当初、選手の数は24人前後と言っていただけに妥当な人数と言うことが言えるだろう。

 結果として外国人枠を2つ余したことになる。これはシーズン途中の補強を視野に入れているのだろう。

  これで陣容は揃ったことになるらしいが、ダニルソンの移籍そしてハファエルの契約満了により、はっきり言って昨年より戦力が低下していることは否めないだろう。

 ただ、補強費が減額の中で、それはやむを得ないということも言える。今の補強費のなかでギリギリの選択ということも理解できる。

 ダニルソンの代わりは芳賀あるいは李漢宰だろうか。ただ、2ボランチを組む場合には上里、宮澤を加えた4人のレギュラー争いということになるのだろう。
 ハファエルの代わりはシステムを2トップにして対応することになると思われる。そのためFWを3人補強したのだろう。

 ただ、HFCとして欲しかったポストプレーヤは獲れなかった。近藤はポストプレーヤーというわけではないので、この陣容ではキリノの相方にポストプレーヤを望むのは厳しい。必然、キリノがある程度ポストプレーしなくてはいけなくなった。

 キリノとしてはプレーの幅を広げるチャンスでもあるのだが、キリノに余計な労力をかけさせたくないのも確か。相方がある程度フォローし、4-2-3-1のシステムならばトップ下が、4-4-2のシステムならばボランチのところでためを作らなくてはいけないだろう。

 実績ならば2トップのFWはキリノと内村か。この快足2トップは面白いかもしれない。この場合にはワンボランチにしてトップ下を作ることで攻撃的にはより生きるような気がする。ただ、トップ下の人選が難しそうだ。

 このように昨年よりも劣ると思える戦力でJ1昇格を成し遂げなくてはいけない。この陣容を見ると昇格のポイントはやはりトップ下あるいはボランチになるだろう。

 中盤をどうすれば生きるのか。

 いずれにしてもかなり厳しい戦いになるだろうが、現有戦力のレベルアップや移籍選手をうまく使い戦ってほしいものである。

posted by 孔明 |19:31 | 戦術 | コメント(7) | トラックバック(0)