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2009年12月19日

今年を振り返る。(FW編)

 今年を振り返ると題して勝手に今年の反省を

FW編

 まずはキリノ。出場停止以外にはほとんど試合を休んだことがないという優良さ。そしてゴール数もまずまずの19点。

 特徴はDFラインの裏に抜けるスピード。何度もDFラインを突破してゴールを決めたシーンを見せてくれた。前線からの献身的な労を惜しまないプレスが好印象だった。
 
 しかし、歴代の助っ人としては少しゴール数が物足りないか。ヘッドでも得点は少なく、ポストプレーにやや難があり、1トップは厳しかった。来季、ポストプレーのできるFWが相棒で2トップになればもっと得点を量産すると思うが。

  次は中山。得点はわずか1得点。ディフェンシブなFWいわゆるDFWと言う言い方がすっかり定着してしまった。途中出場が多かったが石崎監督に「流れを変えられる選手」と言われるだけに存在感はあった。しかし、やはりFWは得点をとってなんぼ。得点のにおいがしなかったのがやっぱり物足りなかった。ただ、彼の肺が痛くなるまで動く真摯なプレーには皆心を打たれた。

 FWのときの宮澤は正直あまり印象に残らなかった。シュートを打つ場面も少なかった。もともと自分でごりごり行くタイプではないが、もう少し我をはったプレーをしてほしかった。

 本来は彼が2トップの1角を占めなくてはいけないはず。今後はボランチでやるのかどうかだが、個人的にはFWで勝負して欲しい選手だ。

 謙伍は今年僅かに1ゴール。MFで出場する場面も多く、開幕戦では右サイドハーフとして出場した。彼には得点能力もあるサイドハーフを期待したのだろうが、サイドハーフとしても結果がでなかった。チームのシステムが1トップということが謙伍に不利になったことも否めないが、2007年には奇跡的な活躍もしていただけに愛媛FCではしっかり結果を残して欲しいものだ。

 上原は先発はなかったが、3ゴールと1年目としてはまずまずの結果を残した。しかし、得意のスピードを生かす場面をもっと見せてほしかったところだ。体が大きいので前線でポストになるプレーや裏に抜けるプレーにも磨きをかけてほしい。

  横野は2年目で飛躍が期待されたが、何試合か出場したものの短い出場時間でもあり結果を残せなかった。体的には恵まれているだけに、コンサにはいないポストプレーのできるFWとして体を鍛えトップに常時出られるようになってほしい。

 今年のFWは1トップでその位置はほとんどキリノが担った。しかし、来年は2トップになるという話もある。内村が移籍してきて、日本人のポイントゲッターとして彼に期待するものは大きいだろう。

 
 次回は来季に向けて

posted by 孔明 |19:39 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(0)