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2009年12月08日

今年を振り返る。(経営編)

 今年を振り返ると題して勝手に今年の反省を

まずは経営編

 チームの成績がぱっとしなかったので、努力してもなかなか観客数が伸びなかったという愚痴がこぼれそうな1年だっただろう。

  昨年に引き続き夏コンなどいろいろとイベントを行ったが大ヒットとまではいかなかった。

 もっともチームの成績が芳しくなくても観客動員数が増員できるイベントを知恵を絞って出して欲しいと思うところだが、即観客数増員に結びつくアイデアはなかなかなく、有効な手だてを打つことができなかったのではないかというのが正直な感想だ。

 やっぱり今年もそうだったが、昇格争いに絡まなければ観客動員数は頭打ち。劇的に観客数の上昇はないだろう。ゆえにその予測を過大に見積もっているならば反省すべき。毎年希望的観測で昇格争いをする見当で数字を積み上げているのではないかと邪推されるような数字を掲げているのであるならばやはりまずい。

 来年も昇格争いに入らなければやはり観客動員数は落ち込むに違いない。赤字覚悟のような過大な積算はやめるべきだ。

  そしてニトリの問題は大きかった。フロントの情報収集能力や危機管理能力が問われた一件だった。代わりのスポンサーを見つける努力はもちろん継続しているのだろうが、この不景気のなか新規のスポンサー獲得は難しいだろう。

 ならばもっと現実に即した経営方針が必要となってくる。ただ、チームが「J1リーグで安定して充分戦うことができるチーム力ベースの完成」を最終目標に掲げているためにJ1昇格のために強化費に相当な額を使わなければいけない縛りもあるので、その兼ね合いが難しいところだろう。

 しかし、現実的に予算が限られていることも事実。無理をして、また、債務超過にならないようにチームの経営状態を安定させなければいけない。

 また、広告料収入と興業収入そして会員料収入は3大収入源。そのなかでシーズンチケット販売枚数とファンクラブ会員等の数の増収は昨年に比べてあったのだろうか。

 中期経営計画2009-2011では広告料収入と興業収入並ぶ第3の営業収入源として会員料収入の拡大を挙げているが、今年の会員収入は増収は見られたのだろうか。

 広告料収入が減であればシーズンチケットやファンクラブ会員数等で補うことを考えなくてはいけないと思われるのだが、各種イベントでもシーズンチケットやファンクラブ会員の募集は行っているが、もっと増収入のためアイデアがないだろうか。

  広告料収入と興業収入そして会員料収入、それらの増収のためにチームはもっと知恵を絞らなければいけないと言うことは簡単。だが、現実にはなかなか画期的なアイデアがないということも言える。

 その打開策としてサポーターに知恵を借りるということも考えられるのではないか。昨年からサポーターもいろいろなアイデアを出してはいるが、HFCでも公募式にしてよい案があれば報酬を払う。また、その案を何種類か実行して結果が伴えばさらに成功報酬を支払う。こんなことをしてみるのもおもしろいと思うのだが。

 次回は強化部、監督編

posted by 孔明 |20:05 | 今年を振り返る | コメント(2) | トラックバック(1)